月組『応天の門』新公主演発表！七城雅、羽音みか、一輝翔琉

本日は雪組先行画像や宙組バウ初日に沸き、よろこびが続いたかと思えば

星組と宙組が公演中止が発表され悲しみが襲いました。

心が忙しい一日でしたね。

月組『応天の門』の新人公演一部の配役を中心に、本日のニュースを追っていきたいと思います。

まずは宙組と星組のニュースから。

公演中止のお知らせ

宙組バウ『夢現の先に』初日の様子と公演中止

鷹翔さん満を持しての初バウ公演。

発表当時は期待に胸おどりましたが
解説を読んでも、ポスターを見ても
稽古場情報でもまったく内容が伝わってこず。

大丈夫なの？という不安をよそに

「コミカルで楽しいい」
「全員にセリフがあって嬉しい」
「泣ける良いお話し」

観劇された方の感想が良好で安堵しました。

しかし1月6日（金）～1月10日（火）の公演中止が発表。

鷹翔さんの無念を思うと言葉がありません。

影ソロを歌い上げている朝木陽彩さん（104期）はこの公演で退団されます。

公演回数が減ってしまうのは本当に残念です。

13日までの公演中止が決定した星組さんもツライですね。

両公演とも一日でも早く再開できますように。

月組『応天の門』新人公演一部配役発表

早々に、月組『応天の門』新人公演一部キャストが発表になりました。

	本役	新公
菅原道真	月城かなと	七城雅
昭姫	海乃美月	羽音みか
在原業平	鳳月杏	一輝翔琉

配役発表が遅いと不安になり
早いと「なにかあるのでは？」と疑心暗鬼になり、ファンというのは勝手なものですね。笑

七城雅（研4・105期）

『ロマンス劇場』で3番手の大蛇丸を、暁さんソックリのビジュアルに仕上げ驚かせました。

つづく『グレート・ギャツビー』で
2番手（鳳月）のトムを演じ、歌って踊れて芝居ができるマルチプレーヤーぶりを発揮。

そして『応天の門』で初主演を取り、105期男役で一番乗り！

花組・星空美咲／雪組・音彩唯
星組・詩ちづる／宙組・山吹ひばり

105期はヒロイン経験者が多く娘役が注目されがちですが、ようやく男役主演が現れましたね。

おめでとうございます。

同期の星組・稀惺かずとさんが『1789』で主演をとるのかにも引き続き注目したいと思います。

羽音みか（研6・103期）

103期は実力派の娘役が多い印象です。

雪組トップ娘 夢白あや
月組・白河りり
星組・瑠璃花夏

同期が次々に主演していくなか

『今夜ロマンス劇場で』で看護師（本役・天紫）を、『グレート・ギャツビー』でヴィッキー（結愛）を演じ

着実にキャリアを積み重ねてきた羽音さん。

下級生男役が初主演を務めるときは、必ずといっていいほど学年上の娘役がつき、
『応天の門』で初ヒロインを射止めました。

おめでとうございます。
このチャンスを活かして次につなげていってほしいと思います。

で、きよらさんが3回目を取らなかったのは、礼華さん主演のバウヒロインだからでしょうか。

先が読めない展開になってきました。

一輝翔琉（研2・107期）

107期は花組「うたかたの恋」ヒロインの七彩はづきさん、星組「ディミトリ」ヒロインの藍羽ひよりさんと娘役の抜擢がつづきました。

そんな注目の期の中でもひときわ目立つのが、初詣ポスターモデルにも選ばれた一輝翔琉さん。

全国ツアー『ブラックジャック』ではブラックジャックの影を演じ、研2で月城さんとデュエットまでしてしまうという抜擢ぶり。

『FULL SWIN』もダンスで見せ場がたくさんあり、劇団から推されているのは一目瞭然です。

『応天の門』で2番手役をつかみ、まさにスター街道まっしぐら！

本役の鳳月さん（92期）と新公の一輝さん（107期）は15期離れています。

本役が専科さんなら学年差があっても不思議ではありませんが
路線の役で、ここまで本役と新公の学年差があるのは珍しいことです。

経験豊富な鳳月さんから直接指導を受けられることは、研2の一輝さんにとって貴重な経験で学ぶことも多いでしょう。

月組は昨年の全国ツアーで
『ショースターがいないのなら自組で育てればいい』と言わんばかりに若手の抜擢が見られました。

『応天の門』新人公演もメインをフレッシュな顔ぶれで揃え、ひきつづき若手スターの育成に熱心に取り組むようです。

惜しくも主演を逃した瑠皇さん（103期）、一輝さんと同期の天つ風さん（107期）、注目株の雅耀さん（108期）らの配役も気になります。

新しい時代の幕開けを感じる月組さん。
フレッシュな新公もどっしりとした本公演もどちらも楽しみです。