2022年1月25日(火)
月組新人公演「今夜ロマンス劇場で」
舞台スクリーンが新公仕様で制作され、ところどころアレンジされた演出。
主演の礼華さんをはじめ新公メンバー全員が舞台上でいきいきと役を演じ、みごとにつくりあげた「新公版ロマ劇」。
多くの人に感動を与えた素晴らしい公演になり本当によかったです。
アドリブや演出変更点など観劇レビューまとめました。
キャストごと・感想
(ニュアンス抜粋)
礼華はる・健司
本役の月城さんからは「楽しんで!」とアドバイスされたそうです。
・礼華さんの健司は若さの中にも包容力があり 誰もが好きになってしまうステキな青年でした。
・みんなに振り回される礼華さん可愛かった~。
・真ん中で ”受け” のお芝居ができるのは本物の証。
・ラストの王子様衣装がとてもお似合いで、スタイルの良さに惚れ惚れしました。
【病室のシーン演出変更点】
美雪は健司の手を握らず健司の胸に顔をうずめる。
そして健司はそっと美雪を抱きしめる。
・この演出好きっ!!
・美しく切ないお別れのシーンで客席のあちこちからすすり泣きが聞こえました。
花妃舞音・美雪
・ビジュアルも声もかわいくて映画の世界から抜け出してきたお姫様がピッタリ。
・お転婆に舞台を走り回る姿がキュートで爽やかでスカッとしました。
・歌もうまくて華もあって、納得のヒロインです。
・これから本公演でも抜擢される機会が増えるんじゃないかな。楽しみ。
彩音星凪・俊藤
・俊藤として真ん中で歌い踊るシーンは存分にスターっぷりを発揮!
・オーバーリアクションで客の笑いを誘い、彩音さんご自身がたのしんで舞台に立っているのが伝わってきました。
・映画館の看板、彩音さんのお顔で描かれていました。
七城雅・大蛇丸
・こんなにカッコいい下級生がいたとは!うれしい発見です。
・暁さんと同じくトート風のビジュアルとメイクでシャープな印象。
・セリフも聞き取りやすく歌もお上手でスゴイの一言!
柊木絢斗・本多
・写真を見つめる瞳や歩き方に哀愁をただよわせ、本役でも難しいであろう本多という役を、よくぞここまで。
・柊木さんが出てくると舞台が締まります。
真弘蓮・山中
・歌も芝居も安定した上手さ。
・セリフの間や言い方が自然で、本当に山中という人物が存在するかのようでした。
・もっと真弘さんのいろんな役を観てみたい。
大楠てら・狸吉
・本公演で代役を経ての新人公演。
とても落ち着いたお芝居で、電話ボックスに入るときに「よいしょっ!」とアドリブで客席の笑いをさそう余裕っぷり。
・かわいらしさと大物感が混在していました。
蘭世恵翔・一輝翔琉
とつぜん始まった大蛇丸の従者たちのベルばら風アドリブ。
一「ザァーーッツ!」
蘭「(右目を押さえながら)うぁ~ぁ。」
一「雨霧、おまえ見えていないのか、なぜついてきたぁ。」
お二人の舞台度胸に拍手!!
月城さんら上級生ご観劇
月城さんをはじめ海乃さんや鳳月さんら上級生も客席でご観劇されたそうで、新公メンバーもうれしかったでしょうね。
終演後、緞帳奥から三本締めが聞こえてきたとか。
ぶじに新人公演ができて本当に良かったです。
礼華さんもご挨拶で述べられましたが、東京新公は全員そろって出演できること祈っております。
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