万博アンバサダー活動見合わせ・風間、聖乃、極美、縣、風色

波紋を呼ぶ!万博アンバサダー活動見合わせ・風間、聖乃、極美、縣、風色 宝塚歌劇のいろいろ

2025年に開催される大阪関西万博。

その魅力を伝えるため、宝塚歌劇団から5人の男役スターがアンバサダーに就任。

起工式やグッズ販売イベントに出席して華を添えていました。

しかし本日、日本国際博覧会協会が明らかにした内容が大きな波紋をよんでいます。

万博アンバサダー活動見合わせ

歌劇団のアンバサダーは当面活動しない

『宝塚歌劇団の25歳宙組団員が9月に転落死した問題に絡み、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は24日の記者会見で、2025年大阪・関西万博の「アンバサダー」に起用した歌劇団の俳優5人は当面活動しないと明らかにした』

いつか企業やスポンサーに影響が出るかなとは思っていましたが、実際にそれを目の当たりにして血の気が引きました。

万博協会も慌てたでしょうね。

世界へ向けて発信する万博ゆえクリーンなイメージの宝塚歌劇団を選んだのに、過重労働やパワハラなど次々と問題が明るみに出てきただけでなく、

劇団の対応の悪さが事態を悪化させ、世間のイメージがひっくり返ってしまったのですから。

無期限活動停止の可能性も?

タカラジェンヌの労働環境が問題になっている現状において、彼女たちにアンバサダーの仕事をさせるとなると、万博協会側が世間の批判を浴びる可能性も出てくる。

そういう懸念も、タカラジェンヌの活動を見合わせる判断材料になったのかもしれません。

いろいろ協議された上での決定でしょうから当面見合わせは受け入れるしかありませんが、

万博協会総長の最後のことばが気になります。

「今のスケジュールでは登壇予定はない。そういう状況が続くのではないか」

つまり活動再開時期のメドは立っていない、無期限停止の可能性も?

このままアンバサダー解任ということもあるのでしょうか。

アンバサダーのこれから

当然ながら、選ばれたアンバサダーたちは将来宝塚を背負って立つことを期待されたスターばかりです。

(花組)聖乃 あすか
(月組)風間 柚乃
(雪組)縣 千
(星組)極美 慎
(宙組)風色 日向
 

2024年は柚香さんと月城さんの退団により、聖乃さん風間さんが同時に2番手に上がるでしょう。

そして瀬央さんの専科異動に伴い、ひとあし早く3番手になった極美さんに、和希さんの退団により昇格する縣さんが並びます。

他メンバーに遅れをとってはいるものの、風色さんもバウ初主演が決まっています。

一見、うまく人事が回っているように見えますが、

まさか全員がその組で生え抜きトップになるとは考えにくく、組替えがあると考えるほうが自然です。

そしてそれは早いほうがいい。

正直、この5人を万博が終わる2025年まで動かせないことが、宝塚全体の人事硬直を招いたひとつの要因であったように思います。

劇団のイメージを回復させるには相当な時間がかかるため、アンバサダーの活動復帰はいつになることやら。

もういっそのこと劇団から辞退を申し出て、同時に組替えもやっちゃいましょう!などと言うつもりはありありませんが、

活動しないままズルズルと2025年を迎える『生殺し状態』だけは避けてほしい。

スポンサー企業への影響

気がかりなのは、5人がイメージキャラクターを務めるダイキン工業が万博に協賛しているということ。

ダイキンがタカラジェンヌの起用を取りやめるとなると、その他のスポンサー企業にも影響がでることは間違いないでしょう。

どんどん悪い方向に進んでいるのに、いまだに劇団がヘンに強気でいることが理解できませんが、

報道によると、各組のトップが立ち上がり、生徒たちからも改革を望む声が上がっているのだとか。

今度こそ劇団がご遺族の意向にそった再調査を行い、話し合いのスタートラインに立つことを願っています。

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