月組舞浜アンフィシアター公演
「Rain on Neptune」ライブ配信視聴しました。
公演の感想やMCトークの内容をお届けいたします。
以下、芝居内容ネタバレありですので読み進めご留意ください。
「Rain on Neptune」感想
舞浜アンフィシアターは座る場所によってはキャストの横顔やお尻ばかり眺めることになります。
その点、ライブ配信は細かい表情がよく見え分かりやすかったです。
月城さんや海乃さんのツヤッツヤお肌の美しいこと。
アップにされても毛穴一つ見えませんでした。
それにしても、さすが芝居の月組。
ショースペースだからって舞い上がったり、いつもよりオーバーになったりしない。
瞬きひとつ、目線の動かし方、セリフの間、
通常の公演と変わらずひとりひとりが落ち着いた良い演技をしていました。
月城さん
初恋こじらせ男子がピッタリ。笑
一途で健気なのに、たまにビックリするくらい強気な男前に。
「君ごと盗んでみせるさ」は超絶カッコよかったな～。
まるで自分に言われてると錯覚する神アングル、カメラさんありがとうございました。
海乃さん
ネプチューンが感情を取り戻していく過程をていねいに演じていました。
シャトーの前で見せた初めての笑顔がとびっきり可愛かったです。
以下、物語の確信に迫りますね。
けっきょくネプチューンとベルメールの関係は？
・ベルメールはトリトンと奥さんの子ども
・ネプチューンはトリトンの奥さんのクローン
ではシャトーがネプチューンに抱く感情はいったい何なのでしょうか。
わたしには恋心のように見えたのですが、そのあたり確信がもてず…
おっと！！
「考えるな感じろ！」でしたね。笑
鳳月さん
長髪でコミカルな髭を付けているのに、キャラはわりとシリアス。
過去に囚われた王が最後に見せる人間らしさが良かったです。
短い時間のお芝居なので難しいとは思いますが、
・鳳月さんと奥さんの過去
・夢奈さんが警察を辞めた理由や
・彩さんたちがシャトーと宇宙船に乗ることになったワケ
など、深堀してほしかったな。
谷先生は制作段階でいろいろあって
悲しい過去やドロドロを描きたくなくなり、途中で脚本を書きかえたそうです。
フィナーレ
【モアナ】
いつも控えめな海乃さんが思いっきり自分を解放して歌う姿に感動しました。
【ムーンライト伝説】
こんなにカッコいいムーンライト伝説ってあります？
月城さんの眉間のシワにドキドキ。
そしてお楽しみの日替わりMCトークコーナーへ。
MCトーク
彩さんの可愛い自己紹介から始まったMCトーク。
彩さんってもう研10なんですね。驚きました。
佳城さんは岡山出身にちなんだ桃太郎ネタ。
そして月城さんに渡された一枚のメモ。
そこには芝居仕立ての自己紹介文が記してあり、即興でやるようにと組長からの指令。
「えっ！ちょっと長くない？」と慌てたものの、
次の瞬間、大きな瞳がキラーン！！
「生まれは横浜、ここは舞浜
面白いことだって言っちゃうぜっ！
チャームポイントはこのエクボ
堕ちるなよ！月城かなとでぇす！！」
MCコーナーだからと軽いノリで済ませず、本気でやってくれました。
自分が何を求められているかを一瞬で理解し、期待以上のものを見せてくれる月城さんカッコイイ～！
そのあと汗ダラダラでちょっと放心状態。
「えっ、何て言ったの？」と人の話を聞いていない天然っぷりも愛おしい。
次に組長さんの夢が明らかに。
「月城かなと演じるシャトーの子ども時代を演じたい。研21の光月るうです」
本日いちばん笑いました。
ユーモアで場を盛り上げる組長さん、本当にステキな人ですね。
そして佳城さんが月城さんの衝撃の過去を暴露。
「月城さんは子供の頃、人魚になりたくて冷水風呂に1時間浸かっていたそうです」
これには鳳月さんや海乃さんも思わず「えーっ！！」と声をあげていました。
月城さん、ピュア過ぎます。
つづいて宝塚コーナー
月城さんらしい熱すぎないアパショナードが特に好きでした。
いつか全編を観てみたいです。
そして大感動したのがアンコールの「Rain」
スクリーンに映る虹と客席のライトが効果的で、多幸感広がるステキな演出。
月城さんのソロで始まり組子の合唱で終わるのも良かったです。
カテコの月城さんはご挨拶カミカミ。
噛んだあと「ギュエッ！」と変な声をだして
となりの鳳月さん大笑い。
ライトが眩しくてカメラの方向が分からず。
それを適当にしないで、カメラの場所をちゃんと確認して手を振ってくれる律儀さ。
月城さんのこういう丁寧なところ好きだなぁ。
月組舞浜公演「Rain on Neptune」
上級生から下級生まで安定したお芝居とパフォーマンス、
MCも面白かったし、とっても楽しい公演でした。
千秋楽まであと3日。
どうか無事に完走できますように。