前回の記事に『報道から目をそらすために 礼さんの復帰を急がせているとは思いたくありませんが…』ということを書きました↓
その翌日に礼真琴さんの復帰が発表され複雑な心境です。(以下、すべて個人的主観です)
礼真琴 公演復帰・星組「1789」
強引さが見える礼真琴の復帰
礼さんの帰りを待ち望んでいたはずなのに「ご回復、ご復帰おめでとうございます」と手放しに喜べないのは何故だろう。
それはやはり礼さんが完全には回復していないと思われるから。
1幕で中断を余儀なくされるくらい体調が悪化し、つぎの別箱を飛ばして療養しなければいけないほどの状態なのに、たった数日で回復??
ここでいう回復とは全快ではなく、『なんとか千秋楽まで保たせられる程度に』という意味なのでは。
「休演しております礼真琴は体調も回復し医師とも相談の上、8月24日(木)13時30分公演より復帰いたします」
う~ん、、医師の許可がおりたから復帰させるんですよ~無理させてませんよ~、みたいなアピールのようにも思えて。。(勘ぐりすぎですね、すみません)
波乱続きの星組「1789」
思い返せば『1789』は大劇場の初日、いえ、お稽古中から波乱続きでしたね。
体調不良者が出ているにも関わらず稽古強行。
大劇場初日の開演時間変更。
2日目当日中止。
その後長期におよぶ中止。
新人公演も中止。
公演中止の原因がコロナ感染だと判明した株主総会。
東京公演8月13日に10数名の体調不良者が確認されるが公演続行。
8月15日2幕公演中止。
その後3日間の公演中止。
19日よりトップ休演により代役で再開。
礼さんだけでなく組全体が満身創痍の3ヶ月間でした。
星組の変化
暁さんを中心に素晴らしい舞台が行われた代役公演。
観劇された元星組トップ柚希礼音さんは「礼さんの回復までしっかり繋ごうと星組生一丸となって作り上げられた舞台に言葉にならないほど感動した」とコメントされています。
星組生にとって励みにも救いにもなるステキなコメントですね。
礼さんがひとりで歌いまくっていた『グランカンタンテ』の頃とは違い、
いまは暁さんという頼もしい存在もいますし、バウを経て成長した極美さんも大きな戦力です。
それに天華さん 碧海さん 鳳真さんら実力のあるメンバーが揃っていたからこそ、劇団は公演再開を決断したのでしょう。
組子たちは極限状態の中で見事にやってのけた。
トップ不在の公演を代役で8公演もやり遂げるなんて本当にすごいことです。
礼真琴の意思ならば
礼さんの復帰に関しては、状況説明→(マスコミ報道→)復帰発表→翌日復帰と、やや強引な印象を受けました。
でも本人は1日でも早く復帰したかったでしょうし、退団者や瀬央さんを直接送りだしたいという思いも強いでしょう。
未来のために休むことも大切ですが、今しかできないこともある。
う~ん、難しいところですね。
劇団が報道の火消しのためではなく、礼さんの意思を尊重して復帰のGOサインを出したと信じたいところ。
23日は夜公演があったので、舞台稽古(確認作業)は24日の午前中に行われるのでしょうか。
心配は尽きませんが、宝塚ファンとして、礼さんや劇団がくだした決断を受け入れ、心から応援したいと思います。
残り5公演、ぶじに駆け抜けられますように。千秋楽の配信を楽しみにしてます。