星組大劇場公演
「めぐり会いは再び/Gran Cantante」
途中20日間ほどの公演中止に加え、休演者がでるなどいろいろありましたが、本日ぶじに千秋楽を迎えました。
大劇場をご卒業される天寿さん、音波さん、華雪さんの、ステキなごあいさつや凛とした佇まいに深く感動。
公演の感想、退団者ごあいさつ
カテコの様子、礼さんの緞帳前トークなど記したいと思います。
星組千秋楽「めぐり会いは再び」
めぐり会いは再び
礼さんの声は画面越しでも迫力ありました。
歌い始めた瞬間、かわいいルーチェが消え、一気に大人になるのドキッとします。
カラフル衣装を着た舞空さんのチャーミングなこと。
舞空さんが映ると画面が一気に華やかに。
あたたかい陽だまりのようなレグルスは瀬央さんにピッタリ。
自然とみんなが集まってくるのも納得です。
じつは極美さんがブラックカードでタッチ決済するところ、アップで映らないかなぁと期待していたのですが…バッチリ映って大満足!笑
「ルーチェ様」「ルーチェさま~」「ルーチェ様っ!」
天寿ユリウスの言い方が毎回違って、どれも深い愛情がこもっていてジーンとします。
「あなた様なら王国くらい軽々と背負えますよ」
このセリフは星組を背負う礼さんへの励ましの言葉でもあります。
先生の粋な計らいですね。
天寿さんの大きな包容力にすっぽり包まれる礼さん。
天寿さんのご卒業を誰よりも寂しく思っているのが礼さんのようです。
退団者のご挨拶以降ずっと涙目で必死で耐えていました。
天寿光希ごあいさつ
天寿さんのお花は真っ白のシンプルな胡蝶蘭。
18年間清く正しく美しく生きてこられた天寿さんにピッタリ。
天寿さんごあいさつ(抜粋)
「今、とても温かい気持ちで胸がいっぱいです。幼いころ、心に一つの疑問が生まれました。『何のために生まれてきたのだろう』『生きるとは何だろう』そんな時に出会ったのが宝塚でした。
『この舞台に立ちたい』心が震える感動をだれかに伝えたいと強く思いました。
この世界に当たり前のことは何ひとつないと思います。出会いは運命であり、そこからたくさんの奇跡が生まれました。苦しくて前を向くことができなくなったとき、手を差し伸べ背中を押してくれる仲間と出会いました。どんな時でも劇場に足をお運びくださるお客さまがいました。私にできることは大切な仲間と大好きな宝塚の舞台に立ち、その瞬間を生きること。
宝塚が人の心を埋め、だれかの人生に寄り添い、前を向いて生きる希望に繋がり、世界に愛が広がり続けますようにと祈っております」
18年間いろんなことを経験してきた天寿さんだからこその深い言葉に感動しました。
音波さん「下級生のころからひときわ輝くキレイな瞳で星組を引ぱってくれる礼くんの存在は、私の背中を押し明日へのパワーとなりました。」
残念ながら礼さんの表情は映りませんでしたが、顔をゆがめて泣きそうだったとか。
音波さんの頭にはシンプルなリボン。
娘役さんのお手本のような存在ですね。
華雪さんは「11年間という日々は楽な道ではなかったけれど、上級生や下級生、ファンの支えがあったからこそ今の自分がいる」と。
お芝居もショーも美しい華雪さんがたくさんアップで抜かれ嬉しかったです。
本音を言えば、華雪さんの入り出ファッションが大好きなので最後にもう一度見たかったな。
礼真琴ごあいさつ・カテコ
4回目カテコ・スタオベ
「皆さんお立ちいただいたということは、準備がよろしいということですね?」
とパッションの説明に入ったものの、
「私が、えっ、あっ、熱いぜ??星ぐ、み??ちょっと確認していいですか?」
誰よりも準備が出来ていない礼さんに笑ってしまいました。
天寿さんと仲良くパッションの段取り確認。
その後、全員で「星組パッション!」
盛り上がりました。
鳴りやまない拍手を受け緞帳前トークへ
礼さん緞帳前トーク
礼「ありがとうございます。東京もよろしくお願いします。108期は出ませんけど。あはは。初舞台生がチェイサーから帰ってくるところを見ていたのですが、舞台袖に入るなりみんな泣いていて、あぁ青春してるな~って、私にもそんな時代があったな~って。入ってくる者もいれば去っていく者もいる。でも宝塚はひとつです。本日は本当にありがとうございました」
カニ歩きで登場しニコニコ笑顔の礼さんでしたが、お顔には泣いたあとがありましたね。
画面のこちらも泣き笑いで見ていました。
天寿さん、音波さん、華雪さんが東京公演のラストデーまで組子のみなさんと充実した日々を過ごせますように。
そして東京公演は一公演も欠けることなく完走できますようにと強く願っています。