星組「Stella Voice」感想!天華えまがスゴイ

『Stella Voice』 星組

星組バウ『Stella Voice』観劇してきました。

1幕はミュージカルやショーのナンバーや初舞台公演メドレーで構成され、

2幕はコンテンポラリーダンス、MC、黒燕尾と歌以外のお楽しみがたくさん。

下級生を従えセンターで光輝く天華えまさんがとってもステキでした。

天華えま・星組『Stella Voice』感想

若手育成・バウワークショップ

天華さん以外はみんな100期以下という超若手チーム。

【100期】 二條華
【102期】 紅咲 梨乃、 鳳真 斗愛
【103期】 紘希 柚葉、羽玲 有華、星咲希
【104期】 碧音 斗和、 世晴 あさ
【105 期】 稀惺 かずと、 大希 颯、 瞳 きらり、 彩紋 ねお
【107 期】 碧羽 陽、 世奈 未蘭、 詩花 すず、藍羽 ひより

意外だったのは、おもったよりも若手の育成感がつよく しっかりワークショップだったこと。

『ザ・青春』って感じの熱い舞台に大感動。

生徒全員に見せ場をつくる中村先生の演出も客席の雰囲気もあたたかくて、やっぱりバウホール公演って良いですね。

『Stella Voice』みどころ

1幕のみどころは『Lady Dreamer』
7人の娘役さんに囲まれる天華さんがとってもカッコよくて、本人もお気に入りのシーンだとか。

2幕は裸足でおどるコンテンポラリーダンスに息をのみました。

振付の森先生が「言葉がないところで身体表現だけで魂をぶつける『危険性』を感じる場面に仕上がった」と太鼓判。

天華さん曰く「公演が終わるころにはムキムキになります」とのこと。

娘役さんが髪(地毛)を振り乱しておどる爆ダンスはさすが星娘。パッションが爆発していました。

出演者全員にソロ

なんといっても出演者全員にソロがあるのが嬉しい。

しかもそれぞれ自分で曲を選んだというから驚きです。
下級生にとってこれほど貴重な場はありませんね。

天華えま「街頭によりかかって」ミーアンドマイガール
詩花すず「顎で受け止めて」ミーアンドマイガール
世奈未蘭「未来へ」エクスカリバー
碧羽陽「カラーオブザウインド」ポカホンタス

瞳きらり「蒼白色の瞳」銀河英雄伝説
彩紋ねお「ロザリオの祈り」落陽のパレルモ
大希楓「ひとかけらの勇気」スカーレット・ピンパーネル
羽玲有華「僕は怖い」ロミオとジュリエット
星咲希「心はいつも」パパラギ
稀惺かずと「オルフェンスの涙」MISIA
藍羽ひより「ダンスはやめられない」モーツァルト!
世晴あさ「Compass of Your Heart」シンドバッド
碧音斗和「バラ色の人)」オームシャンティオーム
紘希柚葉「ひかりふる路」ひかりふる路
鳳真斗愛「僕の願い」ノートルダムの鐘
紅咲梨乃「過去への旅」アナスタシア
二條華「あなたを見つめると」スカーレット・ピンパーネル

天華えま「愛の旅立ち」ザ・レビューⅢ

羽玲さんの「僕は怖い」は雰囲気があって惹きこまれたのですが、それもそのはず、

ロミオの心情をイメージしやすいようにお稽古場で天華さんが死をやってくれていたと。天華さんの優しさに心打たれました。

「バラ色の人生」を歌った104期の碧音さんはこの公演が上演されていたころはまだ入団されていなかったのですね。う~ん、感慨深い。

全員が1曲ずつ歌っていくなかで破綻している人はいませんでしたが、やはり経験値により安定感に差がでていたように思います。

やはり新公など大舞台で歌ったことのある人は強いですね。

稀惺さんはソロだけでなく藍羽さんとのデュエットやダンスでも目立つ場面が与えられ、推されている印象をうけました。

センターに立つ天華えま

天華さんは新公を3回も経験し、はやくから注目を浴びてきたこともあり見せ方が上手い。

衣装の着こなしからダンスのしなやかさ、歌の安定感、どれをとっても群を抜いて素晴らしかったです。
ほんとになんでも出来る人ですね。

そんな天華さんにくらいつき必死で歌いおどる下級生たちの姿に胸があつくなりました。

配信も決まったことですし、この公演を機に下級生の活躍の場が広がるといいなと思います。

天華さんのバウ、礼さんの青年館、舞空さんの全ツ。
星組は人材の宝庫!3チームともそれぞれ充実した舞台を見せてくれています。

みんなが合流する『1789』がますます楽しみになりました。

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