調査報告書の掲載取りやめ!宙組のこれから

調査報告書の掲載取りやめ!宙組のこれから 宙組

宝塚歌劇団は外部チームのよりまとめられた、劇団員死亡に関する『調査報告書概要版』掲載の取りやめを発表しました。

そうです、『第三者委員会』の定義に相当しない調査チームがまとめた、あの調査報告書です。

調査報告書概要版の掲載取りやめ

問題だらけの報告書

『弊団としましては、ご遺族のお気持ちやお考えを真摯に受け止め、引き続き誠実に協議してまいりたいと考えており、また、ご遺族の要請もございましたことから、調査報告書概要版については、掲載を取り止めることとしました』

この報告書を携えて行った会見が世間の大バッシングを浴びることになったわけですが、

そもそもこの報告書は問題点だらけで報告書の体をなしていません。

調査チームが宝塚歌劇団の親元である阪急阪神HDの息がかかった弁護士事務所によるものだったことは論外ですし、

調査対象者が70人以上いるにも関わらず約40日の調査は短く、

全員にヒヤリングが行われていないことも調査不十分だと指摘されています。

しかしながら劇団上層部としてはこの報告書が自分たちを守ってくれるものであると信じていたでしょうから、

会見のバッシングも含め、こんなことになろうとは思ってもいなかったでしょう。

そして劇団側は認めてはいないものの、ご遺族側の弁護士が指摘したように、報告書にはパワハラの事実や、医師法に触れる内容までもが記載されているのです。

劇団としては自分たちが不利になる内容が含まれた報告書は 一刻もはやく非公開にしたかったのかもしれません。

歩み寄りの可能性

『ご遺族のお気持ちやお考えを真摯に受け止め、引き続き誠実に協議してまいりたいと考えており』『改めて正式な謝罪を申し上げる機会をいただけるように努めてまいりたい』

劇団がこうも強調しているところをみると、謝罪する機会すら与えられていない様子。

それもそのはずです。

ご遺族の要求は『劇団と(パワハラをしたとされる)上級生がパワハラを認め謝罪すること』なんですから。

「パワハラはなかった」とした報告書を突きつけた劇団とは話になりません。

関西テレビのニュースで『歌劇団は事実上の再調査を行う方針を固めた』とで報道されました。

前回調査を担当した大江橋法律事務所は再調査に関わらないなど、これでようやくスタートラインに立とうとしている印象です。

宙組のこれからに思う

宙組ですが、いまだ組内の混乱はおさまっていないのだとか。

週刊誌によると、組長が組子たちにパワハラについて話しを聞こうとしたところ、ボイコットする生徒が続出。

来年2月~3月に博多座と梅芸『エクスカリバー』、風色日向さん主演バウ『MY BLUE HEAVEN』が予定されています。

しかしこんな状態だと公演どころではなさそう。

先に雪組の別箱チケットの抽選がはじめられたことも気になります。

劇団は数日前に星組 花組 雪組大劇場公演の日程を変更(強引な中止)して客の怒りをかったばかり。

もし宙組公演に関してもスケジュール変更があるなら早めに発表お願いします。
【追記】宙組別箱両公演とも中止が発表されました。

そしていまだになんの知らせもありませんが、『パガド』の退団者はどうなるんでしょうか。

大千秋楽(12月24日)をすぎるとひっそりとHPから名前が消えてしまうのか、それとも次回作まで退団延期ということも?

「宙組を解体する予定はない(※記者の質問による劇団回答)と言うならば、いつかは宙組公演の幕を開けることになるでしょう。

しかしそれがいつになることやら。

このままではご遺族はもちろん、宙組生もファンも、だれも救われない時間がただただ過ぎていきます。

再調査も調査報告書の掲載とりやめもそうですが、

劇団の行動がご遺族に歩み寄るためのものであり、生徒を守るためのものであると信じたいところ。

どうか良い方向にすすんでいきますように。

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