轟悠 去り際の美学「婆娑羅の玄孫」千秋楽・星組下級生は涙涙

本日、ぶじに「婆娑羅の玄孫」が

千秋楽をむかえ、安堵とともに

いい知れぬさびしさがこみ上げてきます。

「婆娑羅の玄孫」大千秋楽 感想まとめ

終演後ごあいさつ

組長「こころから尊敬する大好きな…」

組子「いし先生~ぃ!!」

組長「轟悠がみなさまにご挨拶申し上げます」

轟さんのご挨拶は

「花に~、鳥を~」と劇中の歌詞を

引用したうつくしい言葉でつむがれ、

ごじぶんの退団や卒業には

いっさい触れられませんでした。

しかし、ただひとことだけ

「これからの宝塚歌劇も

どうぞよろしくお願いいたします。」

とおっしゃったとき、

舞台上の下級生たちはこらえきれず

涙をながしていました。

あたたかくも重い言葉ですね。

轟さんは数回のカーテンコールでも

美学をつらぬいた通常どおりの

あっさりしたご挨拶。

3回目のカーテンコールで

轟さんに話をふられた汝鳥さんが、

「爺として、轟の上級生として、

そして仲間として、轟悠を長いあいだ

応援してくださった皆様に

心よりお礼もうしあげます。

本当にありがとうございました。」

とお話しされたあと、

轟さんと汝鳥さんが抱擁をかわし

客席嗚咽。

しかし、すぐさま

「つぎはディナーショーでお会いしましょう」

と茶目っ気タップリの轟さんに

客席から笑いが。

ラストのカーテンコール。

幕が開くと、袴すがたの轟さんが

舞台上にたった一人で座して

「本当にありがとうございました」と

頭を深々とさげされ、

その凛とした去り際のうつくしい姿に

息をのむ。

幕がおりたあと緞帳奥から

「ありがとうございました」という声と

三本締めがきこえてきて、

客席から拍手がわきました。

 轟悠さん 男役の美学

轟さんの偉大なうしろ姿を
涙をながしながら
食い入るようにみつめる下級生と、
大きな愛ですべてを包みこむ
汝鳥さんの存在があり、
ご自分ではいっさい退団にふれることなく
いつもどおり舞台に幕を降ろそうとする
轟さんの潔さがアッパレでかっこよくて
ステキで感動しました。
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