現在、雪組は彩風咲奈さんのプレサヨナラ公演をふくむ3チームに分かれ、別箱のお稽古真っ最中。
大劇場公演『ベルサイユのばら』の先行画像も公開され、着々と彩風さんのラストランに向け進んでいます。
そしてそれは同時に代替わりが近づいているということでもあります。
はたして新生雪組はどのようなカタチでスタートするのでしょうか
雪組次期体制について思うこと
雪組新トップコンビは確実
3組の代替わりが行われる2024年。
すでに花組次期トップに永久輝せあさん、月組次期トップに鳳月杏さんが決定しています。
どちらとも他組や専科からの落下傘はなく、順当に組内の正2番手が上げられるという安定した人事。
ということで、雪組も朝美絢さんの次期トップ発表を待つだけという段階。
その前に主演で周る全国ツアーの成功と新規客の獲得を手土産に、トップ発表に華を添えたいところ。
相手役は夢白あやさんが続投ですね。
朝美&夢白という令和にふさわしい洗練された神ビジュアルコンビの誕生に、演出家たちの創作意欲も駆り立てられるのではないでしょうか。
おふたりが添い遂げかどうかですが、朝美さんが3作の短期だと添い遂げ、4作以上だと夢白さんが先に卒業し、あらたな相手役を迎えると予想します。
新たな相手役というは雪組の超路線・音彩唯さんなのか、フォトブックコンビ再結成に期待がかかる美羽愛さん(花組)なのか、ほかにNewシンデレラが現れるのかは、もっと先のお楽しみ。
新2番手はどうなる?
次期体制の最大の関心事といえば2番手が誰かということです。
もちろん縣千さん(101期)がすんなり上げられると平和でいいのですが、
聖乃あすかさん(100期)や風間柚乃さん(100期)ら、他組の万博アンバサダーとのバランスが気になるところ。
というのも、これは雪組だけの問題ではなく、花組永久輝せあさん(通常任期)と月組鳳月杏さん(短期)の任期に差がでると予想されることから、
100期ふたりのトップ就任時期を合わせるとなると、月組は鳳月さんと風間さんの間にもうひとり挟むことになります。
それが最近よく聞く『水美舞斗・月組説』なんですけどね。
100期の風間さんがステイするのに、このまますんなり縣さんが2番手になると、あれ?縣さんの方が先にトップに近づいてしまう?
まさか聖乃≒風間>縣という序列は崩さないと思いますので、朝美さんと縣さんの間に誰か入るのかもしれません。
それが瑠風輝さん(98期)なのかどうかは。。。
とここまで縣さんが組替えしないという前提で話をしてきましたけど、個人的には2025年の万博後にアンバサダーたちのシャッフルがあると予想しています。(アンバサ組替えについて詳しくはまたのブログで)
なのでそれまで(2作ほど)は縣さんを正2番手と定めず、専科スターを2番手ポジションに当ててぼやかすのではないかなと。
そうしている間に御曹司の華世京さん(106期)をはじめ、咲城けいさん(102期)、紀城ゆりやさん(105期)ら、
バウ初主演が期待される3番手候補をゆっくり育成することが出来ますし。
彩風さんと和希そらさんが抜けることによって、一気に若返りが進む雪組。
人事のことも気になりますが、どんな新たな魅力が花開くのか楽しみです。
そしてその前に、来月に初日を迎える彩風さんのリサイタル、朝美さんの全ツ、凪七瑠海さんのバウが、1公演も欠けることなくみんな元気に完走できることを祈っています。