星組東京公演
「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム」
大千秋楽のライブ配信視聴しました。
退団者 お花渡し
澄華 | 紫・舞空 |
湊 | ひろ香・有沙 |
彩葉 | 大輝・綺城 |
蓮 | 音波・麻央(星OG) |
夢妃 | 天寿・十碧(星OG) |
紫月 | 白妙・輝咲 |
愛月 | 礼・蒼羽(宙OG) |
愛月さんのお花は縦1メートル以上はありそうな大きな白花。
その豪華なお花が愛月さんの透明感をより際立たせていて本当に美しかったです。
愛月ひかる ごあいさつ
【愛月ひかる ごあいさつ抜粋】
とうとうこの日がやってきてしまいました。
宝塚に入ったときからこの日のことがいつも頭の片隅にありました。
『終わりを知らずに咲く花よりも、終わりを知って色づいている紅葉のほうが愛おしい。』
わたしが好きな「美しき生涯(石田三成)」セリフです。
終わりを決めてやってきたからこそ、いま、清々しく晴れやかな気持ちでいられるのだと思います。
~中略~
宝塚を愛する全てのみなさまがお幸せでありますように。いままで本当にありがとうございました。
宝塚を愛してやまない愛月さんらしく、
公演のセリフを引用したことばで紡がれたステキなご挨拶にグッときました。
この後カーテンコールでどれだけ泣かされるのだろうと思っていたら、
まさか愛月×礼コントで大笑いさせられるなんて。。。
愛月ひかる・礼真琴
カテコ後、鳴りやまない拍手に誘われ緞帳前に登場したお二人。
舞台の真ん中に行くかどうかでワチャワチャ。
礼「寂しいですね~。明日は何をされますか?」
愛「え~っ、明日はなにしよ。寝るかな。こっちゃんは?」
礼「う~ん、寝ましょうか」
愛「寝よ」
このタイミングで愛月さんの退団後の予定が聞かれるなんて!
礼さんナイス質問ありがとうございます。
お二人をはじめ組子のみなさん、明日はゆっくり体をやすめてください。
ムラの千秋楽とおなじく、「こういう場にいるとついつい何かしたくなっちゃう」ってつぶやく愛月さんが可愛らしくて。
すかさず礼さんが「(コント用に)スタンドマイク欲しいですね」と軽妙な掛け合いがつづく。
愛「わたしがいなくなったら楽屋が静かになっちゃうから心配」
礼「そうなんです。愛さんがいなくなってしまったらシーンとなってしまって不安なんです。でも、ま、瀬央に引き継いでもらって。なんとか。」
愛「そうだね、瀬央さんがひとりで喋ってると思う」
この瞬間、愛月さん退団後は瀬央さんが後継者となって組を盛り上げていくことが決まりました。笑
お二人とも瀬央さんのことが大好きなのが伝わってきてホッコリ。
「瀬央ゴメン」って、イジッたことを最後にきっちり謝る礼さん。どこまでも行き届いた人。
愛「みなさーん、愛してまーす!あぁ、一生しゃべっていられるけどそろそろ行きますか?」
と言いつつ客席を向き静止する二人。
~その後、しばらく舞台上の二人を眺める時間が流れ~
愛「写真じゃないんだから(動かなきゃ)。宝塚って生なんですよ。」
礼「あっ、そっか」
礼・愛「ありがとうございました」笑
最後にきっちりオチまでつけて楽しい礼×愛月コントが終了しました。
お二人の和やかなトーク、一生聞いていたかったです。
サービス精神旺盛で最後までみんなを楽しませようとたくさんお話ししてくださった愛月さん。
笑いのなかにも、宝塚への強い思い、周囲への感謝、星組生へのエールなど、真剣な言葉が次から次へとあふれていて、ほんとうに宝塚が大好きなのですね。
清々しい笑顔でご卒業された愛月さん、退団者のみなさんの、明日からの人生がこれまで以上にしあわせに満ちたものでありますように。
そして愛月さんの思いを受け継いだ礼真琴さん率いる星組の活躍もたのしみです。
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