花組初日!はしゃぐ柚香光に思うこと

花組初日!はしゃぐ柚香光に思うこと 花組

花組『うたかたの恋/ENCHANTEMENT』

本日東京公演初日を迎えました。

花組東京初日

宝塚からの変更点

宝塚公演からの目立った変更点は2点のみ。どちらもショーです。

・アイドルシーン/香水瓶マイクを腰にささない仕様に変更

・ムスクのラスト/柚香さんのジャケットプレイは暗転ではなく最後の最後までライトがつきっぱなしに変更


香水瓶を腰にさしたまま激しくおどるので、ムラでは永久輝さんのマイクが落ちてしまったことがありヒヤリとました。
リスク回避のためにも変更されてよかったです。

初日アドリブ

ショーのアドリブは初日にちなんだ言葉が並びました。

希波さん「東京開幕ーーーっ!」
永久輝さん「しょ」「に」「ち」
水美さん「初日サイコーーッ!」

柚香光ごあいさつ

組長から紹介があり舞台前方に歩みでる柚香さん。(以下、ご挨拶ニュアンスです)

「本日は東京初日をご観劇くださりありがとうございました。(帽子をとって)皆さまのお顔がよく見えませんので帽子をとらせていただきます」

律儀にお断りをいれるところ、誠実なお人柄がにじみ出ますね。

「本日、花組生全員で初日を迎えられましたこと本当にうれしく思います。『うたかたの恋』の初演はいまから40年前でした。この歴史ある作品に今の花組で挑めることは大変光栄です。難しい役ばかりなので宝塚では身の引き締まるおもいで演じてきましたが、東京でもひとりひとりが役と向き合い、良い舞台をお届けできますよう精進して参りりますのでよろしくおねがいします」

自分のことをトップスターという柚香光

・カテコ2回目

「2078席!これは東京宝塚劇場の座席数です。わたしが大好きな花組のトップスターになってから3年、すべての座席が埋まることはありませんでした。お披露目の『はいからさんが通る』から席が間引きされ、客席数が半分以下のときも無観客のときもあり、ここからいろんな景色を見ました。お客様にもご迷惑やご心配をおかけしました。しかしついに花組東京公演も1列目にお客様が入られましたので今日は満席ですっ!!」

足をバタバタさせて体全体でよろこびを表す柚香さん。

いままで『この立場』とか『真ん中』という表現をされていた柚香さんが、自分のことをトップスターとおっしゃるのを初めて聞いたように思います。

トップに就任して『満員の客席』を見るのに3年もかかったなんて。

柚香さんがはしゃげばはしゃぐほど、良かったねという気持ちよりも、コロナ禍のトップスターとしてどれだけの試練に耐えてきたのかと胸が詰まりました。

「今日3年ぶりに2079席すべてのお客さまにお会いすることができ、嬉しくて嬉しくて胸が張り裂けそうです。花組生はもちろん、花組を卒業していった仲間もみんな喜んでいると思います。本当にありがとうございました」

柚香さんは水美さんと登場したスカステ番組でも「コロナ禍で退団した人も含め花組全員で組旅行に行きたい」と語っていましたね。

卒業生にまで思いを寄せつづける柚香さんは本当にステキなトップさんです。

・カテコ3回目

柚香さんがうれしさ余ってナゾのステップを踏みはじめると、思わず笑ってしまう組子たち。

「この公演は元旦に宝塚で始まりましたが、東京はちょうど梅が見ごろになるそうです。梅の花に負けないように舞台で花組生ひとりひとりが美しい花を咲かせたいと思います。」

柚香さんが膝を折って緞帳が下がるまで手を振りつづけるので、組子たちもマネをして地面すれすれまで笑顔でお手振り。

【余談】「(お客様にずっと手を振っていたいので)もっとゆっくり緞帳が降りればいいのに」という柚香さんの願いは叶わなかったようです。笑

花組ポーズ

・カテコ4回目

「ありがとうございます。皆さまお立ちいただいたということで、満員御礼の感謝、千秋楽まで頑張って完走するという気持ちをこめて花組ポーズをしたいと思います」

柚香「はなぐみーーっ!!!」
全員「さいこーーーっ!!」


大盛り上がりの花組ポーズのあと、「本日は本当にありがとうございました」で幕。


花組全員そろって初日を迎えられ本当に良かったですね。

千秋楽まで柚香さんや花組の皆さんが笑顔で完走できますように。

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