宙組特別公演『ル・グラン・エスカリエ』千秋楽を前に、
次回別箱公演の振り分けが発表されました。
宙組別箱振り分け
超豪華メンツの全国ツアー
現在、宙組の人数は5組のなかで最も少ない60名。
二桁台の男役は5名（松風、芹香、桜木、瑠風、若翔）のみ。娘役は99期～103期がゼロという、まさに危機的状況です。
別箱を3分割する余裕はないだろうなとは思っていましたが、やはり二分割（全ツ31名＆バウ29名）でいくようですね。
ということで、もう片方が風色日向さんのバウなので、
全国ツアーチームは、芹香斗亜さん、桜木みなとさん、瑠風輝さん、鷹翔千空さん、
トップから4番手までがズラリと並ぶ超豪華メンとなりました。
【余談】男役1234が出演した別箱は、2022年花組全ツ『フィレンツェに燃える／Fashionable Empire』以来でしょうか。（柚香、水美、永久輝、聖乃）
劇団の考えが分からない
次回別箱が発表されたときに、「芹香斗亜さんで全国ツアー？？」と大騒ぎになったのは記憶に新しいところ。
そしてまさか、芹香さんだけでなく、組長、天彩さんら、報道されたメンバーを全ツに集結させるとは！
こんなことをして本当に生徒を守れるんでしょうか。
組長は副組長と入れ替えてバウでもよかったでしょうし、
天彩峰里さんを2回連続（『大逆転裁判』『わたしのあおぞら』）で山吹ひばりさんの下につかせないためだとしても、このタイミングで全国を周らせなくても。
96期事件のときのように、渦中の生徒を表に立たせることによって、『事件は解決した、すでに過去のもの』とアピールしたいのでしょうか。
なぜ劇団がこんな振り分けをしたのか理解に苦しみます。
現地で心無い声が聞こえてこないことを願うばかりです。
そして、またもや専科の投入はナシ！
『ル・グラン・エスカリエ』を観たかぎり、いまの宙組は個人のレベルは高いけれど、『まとまり』という点では課題があるように思いました。
それが9ヶ月のブランクによるものなのか、組内の雰囲気が反映されたものなのかは分からないけれど、
もし、何かを恐れて意見が出し合えない、なんてことがあれば、早急にテコ入れが必要だと思います。
バウはとにかくメンバーが若い
バウは97期の副組長（秋奈）が最上級生で、102期の風色さんが男役の中で上から4番目。
105期～109期の下級生がひしめくフレッシュなチームです。
宙組生にとって久しぶりのお芝居ですから、たくさんの生徒にセリフや歌があるといいですね。
どんな作品になるのか楽しみです。
そして本日は宙組特別公演『ル・グラン・エスカリエ』の千秋楽。
宙組生の頑張りを配信でしかと見届けたいと思います。