本日5月7日は宙組大劇場公演の集合日でした。
先日の報道を受け、集合日付けの退団者が出ることを危惧していましたが↓
残念なことに2名の退団者が発表されましたね。
宙組退団者発表
退団者は104期2名
本日付の退団者は2名。
舞こころさん
陽華風華さん
いずれも104期で、亡くなられた生徒さんの1期下。
もっとも近い学年として彼女の姿を見てきたおふたりが退団とは。
報道にもあったとおり、彼女たちの退団理由が劇団側の対応の不誠実さに不信感を覚えたことや、
一連の問題への責任感を感じて精神的に不安定になってしまったことだとしたら悲しすぎます。
年度末で退団した2名を含む下級生たちの相次ぐ退団。
あれから一度も舞台に立つことなく、集合日付で宝塚を去る選択をした彼女たちの心中を思うといたたまれません。
ですが言うまでもなく、たくさん葛藤した上での決断だと思いますので、
おふたりが前向きな気持で新たな世界へ踏み出せるよう祈っています。
宙組の今後の新人公演について
本来なら104期は新人公演の長の期を務める学年であり、主演のラストチャンスでもあります。
宙組の104期には本日付けで退団した2名の他に、真白悠希さん、梓唯央さん、嵐之真さん、楓姫るるさんが在籍しています。
だけど今回の公演は、ショーのみの開催のため新人公演はありませんし、
宙組の新人公演に関しては、今後しばらく実施するかどうか様子を見ながら慎重にすすめられると思います。
なので104期が長の期として新公を率いることが出来るのかどうか、現時点では分からず、もどかしいですね。
何か救済策があるといいのですが。。
圧倒的に少ない宙組
気がかりなのは、このまま宙組を隔離する現状が続いてしまうと、さらに他組との人数格差が広がってしまうということです。
宙組は2人が退団し60人に。
花組・78人
月組・75人
雪組・73人
星組・76人
宙組は他組と比べて15人ほど少なく、初舞台生の組回りも外されているため、さらに人数の差は広がるばかり。
新入生を含めた総勢80名ほどの大所帯な他組にくらべて宙組は60名在籍のままです。
おそらく次回の別箱は芹香斗亜さん&春乃さくらさんチームと、風色日向さんのバウ公演のリベンジがあるでしょうから、
それまでに何とか人を補充しないと公演が回らないのでは?
劇団もそれは重々承知しているでしょうから、宙組公演再開を機に、ついに止まっていた人事が動くような気がしています。
舞台に立つことを選択した人たち
一方、どんなことがあっても舞台に立つことを選択した人が60名いるという事実にも目を向けたいと思います。
パワハラを行ったとされる上級生たちの舞台復帰の是非については、もうここでは言及しませんけど、
おそらく彼女たちは観客や世間の批判も敵意もすべてを受け入れ(または跳ね返す)という覚悟をもって舞台に立つ決断をしたのでしょう。
だとしたらイチ宝塚ファンとして静かに見守りたいと思います。
そして憧れて入った宝塚なのに舞台経験がないまま半年以上の月日が経ってしまった下級生たちには、思う存分じぶんを表現して舞台を楽しんでほしいなと。
とくに109期、108期のみなさんに注目しています。
とにもかくにも集合日をむかえ、いよいよ始動した宙組。
近いうちにポスターも公開されるでしょうし、(おそらくカタチだけでしょうけど)チケットの抽選も開始されます。
初日を迎えるまでには まだまだ乗り越えなくてはいけない課題があるとは思いますが、
やると決まった以上は、いまの宙組でできる最良の舞台となるよう願っています。