花組全国ツアー、大阪以来の観劇となった札幌公演。
お芝居の進化と大盛り上がりのエキサイター、地元民の感想に心がほっこりする楽しい遠征となりました。
トップスターは男の中の男?
お芝居は全国を巡る中で一段と進化!
全体的にコメディ芝居のテンポが良くなった分、真ん中の永久輝さんはより丁寧にセリフをしゃべって物語を『陽』に寄り過ぎないよう芝居をコントロールしているように思いました。
会場の札幌市民交流プラザ(hitaru)は天井が高く、音が響きすぎてセリフが拾いにくい難点もありましたが、永久輝さんの聞き取りやすい滑舌にはただ脱帽!歌も絶好調!
幕間に後ろの席の男性が「トップの人は男の中の男だね!かっこよすぎる」と言っていて、男性にもそう言わせる永久輝さんスゴい!ってなりました。
星空さんは、より動きがキビキビと勇ましい女性ボディガードになっていて、まるで武士!笑。だけど一転、ラブパートは可愛らしくて好感が持てました。
聖乃さんのシリアス→コメディの緩急ある演技も良かったです。妻が生きていると確信したとき、感情が高ぶり勢い余ってセットを押してしまうアドリブは、北海道でも笑いが起きていました。
シャンドールの仲間の一之瀬さん、希波さん、天城さん、鏡星珠さん、彩葉さんたちは、大阪よりも学年差がうめられ仲間芝居がさらに馴染んだ印象。
高翔みず希さんと凛城きらさんの「なーんもしらん」に客席クスクスよく笑っていました。
トコボーイ札幌アドリブ集
そして4階建ての会場で浴びる『EXCITER!!』の熱気はまさに圧巻の一言!
一体となった大手拍子が上から振ってきたり、トコボーイ(永久輝)がみーちゃん(星空)に叩かれると客席から「あっ!」と大きな声が漏れたり、トコボーイがチェンジボックスから劇的変身を遂げると「ヒャーッ!」と歓声があがったり…。反応が新鮮!
トコボーイは札幌でもアドリブ全開で楽しませてくれました。「北海道はでっかいどー!」「盆踊りをおどったので、私たちはもう道産子です」「千秋楽なので全部のキャラクターを連れてきました」「好きですよ、ペンちゃん」などなど。
客席降りでジェンヌがいっせいに降りてきた時にはどよめきが起こりました。個人的には美羽さんをはじめ多くのジェンヌとハイタッチできて感無量!希波さんはハイタッチではなく手をギュッと握ってくれてトキメキました。
客席に侑輝大弥さんらバウチームが並んでご観劇の回も、それはそれは盛り上がりました。客席で一緒に踊ったり、永久輝さんからのウインクを受けて「キャーッ」、差し出したハンカチで汗を拭いたのを見て「ひゃーっ」とバウメンバーは大はしゃぎ!聖乃さんからも指差しウインクをもらって、「ギャーッ」と、完全にファンと化している彼女たちが愛らしすぎました。
千秋楽の感動と次作への胸高鳴る期待
千秋楽のご挨拶で永久輝さんは、「私たちがエキサイトするというより、お客様にエキサイトしていただきたい一心でお届けしてきました。全国ツアー中に災害もありましたが、この公演が少しでも皆さまの救いになれば幸いです」と胸に迫る温かい言葉を。
ラストは全員で花組ポーズ!無事に全員で完走できて本当に良かったです。
終演後、「宝塚って格が違うね」と感心している声が聞こえてきて、ファンとして誇らしい気持ちでいっぱいに。
さて、いよいよ次は『エリザベート』ですね。
観劇していた侑輝さんが『赤と黒』の黒髪から一変、綺麗な金髪だったのを見て、早くもルドルフ仕様??もしかして製作発表が近いのでは?と期待が膨らみます。
久しぶりの製作発表は楽しみですが、永久輝さんをはじめ、激走した花組の皆さんには、まずはゆっくり体を休めてほしいなと思います。