ショックなダブルブッキング&何これ!月組「G.O.A.T」千秋楽感想

ショックなダブルブッキング&何これ!月組「G.O.A.T」千秋楽感想 月組

月組『G.O.A.T』千秋楽を観てきました。

三井先生の愛情たっぷりのサプライズで尺が延び、さらに一人っ子トリオのゆるゆるトークが止まらず、終演予定時刻を30分もオーバー!

タップリと幸せな時間を過ごし、余韻に浸りながら劇場をあとにしました。

しかしSNSを開くとショックなポストを目にしてズドーン。

それは後半に記すとして、まずは予告どおり楽しかった千秋楽の感想から。

ナニコレーッ!月組『G.O.A.T』千秋楽感想

予想外の反応!

とにかく三井先生の人を喜ばせるサービス精神がスゴい。

客席に置かれた『サプライズ説明書』を読んでねというだけでなく、開演前に先生自身が舞台に上がってレクチャーするという徹底ぶり。

もちろんキャストには内緒で行われたのですが、「三井先生って目立ちたがり屋だから千秋楽だし舞台に出てきそう」と月城さんがズバリ指摘して笑いました。

で、肝心のサプライズはというと、う~ん、月城さんの反応は予想外でした。

『月ノ塚で月城さんが机を叩いたら観客は舞台に向かって黄色orピンクの紙を掲げる。すると客席にハートが浮かび上がる』というサプライズだったのですが、

月城さんには何のマークか伝わらなかったみたいで「ナニコレー」「ナニコレー」「ナニコレー」「ナニコレー」と4連発!笑

組子たちにハートだとおしえてもらって、「オォー、ハート!アリガトウ。わたしもみんなのことアイシテル。うれしすぎてモジモジしちゃう」と机をスリスリしながら優しいリップサービス。笑

時間が経つにつれジワジワ感動している様子でした。

だけどさすがは月城先生。
「アリガトウ。でもごまかさないで!これは卒業試験だからちゃんと飛ばないと卒業デキナイヨ!」とスパルタに戻り客席爆笑でした。

【余談】おそらく月城さんも三井先生とおなじく人を喜ばせたいタイプ。
今日は出だしからフェイントかけまくったり いつも以上にスパルタ口調で盛り上げたりして様子が違った。もしかして月城さんも何かサプライズを用意してたんじゃないかな~なんて深読みし過ぎでしょうか。

三井先生のサプライズをさらにステキにしたのが鳳月さんでした。

アコーステックコーナーで「さっきの紙のハートを今度はペンライトでやってみたらどうかな?」と提案。

「頭良い~っ!」と感心しきりの月城さん。客席に浮かび上がるハートを見て「スゴーイ」と喜んでくれました。

月城かなとの想い

鳳月さんが「こんなにゆるくて大丈夫ですか?」と先生に確認しにいったという楽屋のようなトークも、風間さんがエアー縄跳び(クロス3重跳び)をした月ノ塚コントも面白かったです。

海乃さんの月城さんへの気持も、下級生ががむしゃらに踊るダンスシーンも胸が熱くなりました。

でもやはり感動したのは一言一言ていねいに歌詞がつむがれた『歌』。

公演当時より色濃さが増した『キッチュ』、一人っ子トリオのハーモニーが美しい『ワインディングロード』、

そして歌い出しが絶品の『銀の龍の背に乗って』

月城さんがこの曲に込めた思いを「地震や何かで辛い思いをしている人に私の歌や月組生の思いが少しでも励ましになれば」と緞帳前で話してくれました。

大切なことを自分の言葉でしっかりと伝える月城さんステキですね。

月城先生の「追試スルヨー」で月組ジャンプもできましたし感無量。

いつまでも心に残る良い千秋楽でした。

ダブルブッキングの対応に疑問

専科の水美舞斗さんと瀬央ゆりあさん出演の舞台『HiGH&LOW THE 戦国』。

作品の評判もよく順調に回を重ねていましたが、31日13時公演で電子チケットと紙チケットによるダブルブッキングがあったそうです。

しかも判明したのは開場したあと。「自分の席に誰かが座っている」と現場は混乱。

けっきょくきちんとした説明もないまま電子チケットの人が優先され、紙チケットを持った人はロビーに出され観劇出来なかったのだとか。

宝塚の私設ファンクラブは紙チケットのため多くの宝塚ファンが涙を飲んだようです。しかも瀬央さんのご挨拶回だったというから言葉がありません。

どうしてこんなことが起こったのか。観劇出来なかった人の絶望、観劇できた人の後味の悪さ。

宝塚ファンだからとかLDHファンだからとかではなく、運営側が一方的に客を選別したことに怒りをおぼえますし、

問題が解決していないのに幕を開けたこと、そしていまだ(2月1日AM5時現在)にHPに説明文すら掲載されないことに疑問が残ります。

どうか今からでも誠意ある対応を。

まだまだ公演は続きます。二度とこのようなことが起こらないよう願います。

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