ゴールデンウィーク真っ只中の本日。
本拠地宝塚劇場では月組公演と雪組バウ公演が行われ、劇場もレストランもお土産物屋さんも人で溢れ、活気に溢れていました。
そして私はというと、月組公演をマチソワしてきましたので、お楽しみの客席降りを中心に感想を記したいと思います。
礼真琴ご観劇で月城かなと大サービス!
月城かなとの意地
月組マチネは開演前から会場中(主に1階席)が異様な興奮状態でした。
というのも、礼真琴さん&舞空瞳さん星組トップコンビがご観劇だったんです。
お二人のほかにも、ひろ香祐さん、白妙なつさん、蒼舞咲歩さん、小桜ほのかさん、天希ほまれさんら、星組御一行様(BIG FISHチーム)がゾロゾロゾロ~っと。
それはまるで新人公演の上級生観劇のような会場入りで、迫力がスゴかったです。
だけど月城さんらしいというより月組らしいのは、そんな客席の空気に左右されることなく、いつもどおりのお芝居だったということ。
地に足のついたどっしりとした演技とはよく言いますが、月城さんの場合、地面にめり込んでるんじゃないかといいうくらいの安定感。
千秋楽まで10日を切り、ますます集中力が増したセリフのやりとりはお見事。
とくに後半はシリアスさが増して(脚本の弱さを補うくらい)見ごたえのあるものになっていました。
ですがショーでは同期の礼さんがご観劇ということで、月城さんのあんなに子供っぽく愛らしい一面が見られるとは!
というのも何が何でも客席に座っている礼真琴さんとエアハイタッチしたかったんでしょうね。
中詰の客席降りで、銀橋と最前列の間に降りてきた月城さん。いつもと違って最初からものすごく気合の入った表情。
そしてただ一点、(3~4列目に座っている)礼さんだけを見つめ、礼さんに向かって渾身のエアハイタッチ!
しかしその想いは礼さんに届かず…撃沈。
そしてさらに気合を入れ直して2回目リベンジ!
ハイタッチの前の振りを踊っている時から礼さんしか見ていない。笑
しかしまたもや礼さんとタイミングが合わず、チーン。。
だがしかし、そこでヘコタレず、意地でもエアハイタッチしてやろうとスイッチが入るのが月城さんらしいところ。
ラストチャンスの3回目も懸命にトライ!!
月城さんがあの目ヂカラで礼さんにビームを送りまくり、なんとかタイミングが合って、やっとこさ礼さんとエアハイタッチ成功!
月城さんの嬉しそうなお顔ったら。
客席にただよう安堵感ったら。笑
月城さんよほど嬉しかったのか、銀橋に帰る寸前にクルッと振り返り、礼さんに向かって笑顔で拍手を送っていました。
どんな大物のスポンサー公演でも一切アドリブをせず、段取りを変えない月城さんが、
あそこまで礼さんとのハイタッチに意地になるなんて、ちょっと笑ってしまいました。
同期愛ってスゴイですね。
私からは見えなかったのですが、礼さんは公演が終わって退場されるときに涙を拭われていたとか。
研16と研19のワチャワチャ
ちなみにソワレのeプラス貸切公演では、予想どおり、お芝居ショーともにアドリブは無しでした。
しかしマチネの礼さんとのハイタッチに気分が上がっていたのか、月城さん本来のイタズラ好きな一面がムクムク湧き上がっきたみたい。
毎回鳳月さんとする4回目のハイタッチで、まさかの手を引っ込める月城さん。
「えーっ」という顔になる鳳月さんに、「えへへ」としたり顔。
月城さんのイタズラ成功かと思いきや!
意気揚々と銀橋に戻ってきた月城さんの手を、すれ違いざまに鳳月さんがギューッと握ったもんだから、月城さんビックリ!
お目々クリクリして鳳月さんを見つめていて客席爆笑でした。
今度は鳳月さんが満足気な笑顔を浮かべ、研16と研19の可愛いイタズラ合戦が終了しました。
月城さんが作り上げたいまの月組は芝居が安定しているのはもちろん、ショーでも個々がイキイキとして、とにかく雰囲気が良いですね。
残りあと8日、長期休演されている凛城きらさんの復帰を祈りつつ、全員元気に千秋楽まで駆け抜けられることを願っています。