本日は、星組関連のニュースに驚かされました。
・綺城さんの組替え
・礼さんのロックオペラ
・凪七さんと舞空さんの全国ツアー
どれをとっても衝撃的な内容で
動揺を隠しきれません。
礼真琴『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』
潤色・演出/谷貴矢
主演・礼真琴
◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2023年3月21日(火)~3月29日(水)
◆日本青年館ホール:2023年4月4日(火)~4月10日(月)
あれ?また赤と黒?
月組の珠城さんが2020年に演ったばかりなのにと思っていたら、
海外ミュージカル版『赤と黒』なのですね。
礼さんといえば『ロックオペラ・モーツァルト』が当たり役。
あの感動を再び!という狙いなのでしょう。
日本初演ということで、期待高まります。
しかし…
相手役が舞空さんではないことに驚きました。
トップコンビが分かれることについては前例があるので、動揺する必要はないのですが…
2014年・星組
・柚希さん「太陽王」シアターオーブ
・轟さんと夢咲さん「第二章」青年館
・礼さん「かもめ」バウ
翌年、夢咲さんは柚希さんと添い遂げ退団。
2016年・宙組
・朝夏さん「バレンシアの熱い花」
全国ツアー
・轟さんと実咲さん「双頭の鷲」
バウホールとKAAT神奈川芸術劇場
この公演後、実咲さんは『王妃の館』で単独退団。
さすがに舞空さんが早々に退団することはないと思いますが、
退団じゃなくて
芹香さんの相手役にスライド?
深読みし始めると止まりませんので、このくらいに。
礼×舞空コンビが長期確定しているがゆえのインターバル、といったところでしょう。
そこで注目があつまるのは
『赤と黒』で礼さんの相手役を務めるのは誰かということです。
海外ミュージカルということなので
歌ウマの小桜さん、有沙さん、詩さんあたりが候補に挙がってくるのかなと思います。
それにしても会場がシアタードラマシティと青年館って、小さすぎませんか?
需要と供給がまったく合っていないような。
凪七瑠海・舞空瞳/星組全国ツアー「バレンシアの熱い花」
さてさて、本日のニュースで一番驚いたのはこちらの公演です。
専科の凪七さんが舞空さんと
星組の看板を掲げて全国ツアーを周るという発表に大混乱。
『バレンシアの熱い花』
作/柴田 侑宏
演出/中村 暁
『パッション・ダムール・アゲイン!』
作・演出/岡田 敬二
出演・凪七瑠海、舞空瞳
トップコンビか、次期トップが行うのが主流とされている全国ツアー。
しかし、現在の星組において
2番手は確定していません。
そこで専科の凪七さんに白羽の矢が立ったのですね。
凪七さん(89期)は主役もできるし
脇を固めることもできる頼もしい存在。
これからコロナの巻き返しを図る劇団にとって
手放したくない人材、かつ、
フル活用したい人材なのが透けて見えます。
『バレンシアの熱い花』は
月組と宙組で上演された演目。
『パッション・ダムール』は
2020年に凪七さんが雪組生と出演した作品で
どちらもまったく星組感なし。
なぜこの演目が選ばれたのか疑問ではありますが、新しい演目にチャレンジすることは、星組生にとって学び多き公演になるでしょう。
ツアー先に広島がありますので
瀬央さんや暁さんが参加されると盛り上がるでしょうね。
そして本日のニュースの中でいちばん重く受け止めているのが
綺城さんの組替えについてです。
これは、花組の未来にからんでくる異動なので、これから花組で起こることについて覚悟する必要があるのかなと。
柚香さん、水美さん、永久輝さんら
花組については、また改めて記したいと思います。
綺城さんが『ディミトリ』の千秋楽まで
星組の仲間と充実した時間を過ごせますように。