縣千さん主演雪組バウ公演
「Sweet Little Rock’n’ Roll」
本日ぶじに初日を迎えました。
豪華なフィナーレが付いたこの公演は初日から大盛り上がり。
作品の感想やカテコのレビューまとめました。
全体感想
高校生たちが ”あの子” と “その子” をくっつけようとドタバタ奮闘する青春ストーリー。
組子全員で50年代のド派手な衣装を着てロックンロールを踊りまくるシーンは圧巻。
ダンスシーンは初日から手拍子がはいり盛り上がりました。
恋に一生懸命な主人公ビリーたちの姿が
芸事に一生懸命な雪組生の姿と重なり
ハッピーで楽しいミュージカルなんだけど見終わったあと自然と涙がでます。
がむしゃらな下級生をしっかり支える
組長さん真那さん愛さんら上級生のお芝居がステキでした。
こんなご時世だからこそ、明るくハッピーな作品で良かったです。
フィナーレ
縣、男役6名・歌、ダンス(2PM)
↓
彩海・ソロ(劇中歌)
↓
娘役・ダンス
↓
男役・黒燕尾
↓
縣千、夢白・デュエットダンス
時間も長く見ごたえあるフィナーレ。
とくに黒燕尾は縣さんの身体能力をいかした高速振付がスゴかった。
デュダンの美しくて力強いリフト、最高!
縣千
縣さんと青春の相性バツグン。
純情で可愛くてかっこいい主人公ビリーがピッタリでした。
不器用だけど一生懸命な想いにキュンキュンさせられっぱなし。キスシーンが上手い!
青春特有の「一生懸命になる方向がズレてる」という状況が面白くて何度も笑わされました。
夢白さんのコミカル妄想シーンで、軍服に身をつつむカッコイイ縣さんが見られます。
ただでさえ一幕も二幕も出ずっぱりで大変なのに、さらにフィナーレで踊ったり跳んだりすごい運動量。
縣さんは全てにおいて真ん中が似合う人。
夢白あや
「負けん気が強くてしっかり者、でも本当は優しくて繊細な女の子」というヒロインを、
とっても魅力的に演じていて、とにかく可愛い。
最初は反発してたビリー(縣)と少しづつ心を通わせていく過程、二人の甘酸っぱいやり取りが本当の高校生のように自然で可愛くてトキメキました。
縣さんと夢白さんは超お似合いのカップル。
二人とも眩しいくらいキラッキラです。
夢白さんはドレス姿がどれも最高にキュートで、圧倒的なヒロインオーラを放っていました。
彩海せら
デレデレしたり甘い雰囲気でたっぷり魅せる彩海さんカッコ良かった。
お芝居では可愛い男子高校生なのにフィナーレは色気たっぷり。
歌やダンスの上手さを存分に発揮し、ショースターとしての存在感を見せつけていました。
音彩さんとのデュエットソングがとても素敵で、さすが歌うまコンビ。
縣千・カテコ
カーテンコール
縣「ここで雪組恒例のどっせいをしても良いですか?
【組長OKサイン】
え~、彩風さんから『千秋楽まで無事に駆け抜けてね、離れていても気持ちはひとつだから』とメッセージがありました。(涙声)
そして、おこがましくも(私が)、みなさんの思いを背負って、
雪組ぃ~!!
(組子&客ザワザワ)えっ、いきなり?
縣「で、始めていいですかね~?」
組子たち盛大にズッコケる。客爆笑!
その後、縣さんご提案「どっせい2回連続バージョン」で大いに盛り上がりました。
毎公演2名ずつご挨拶があるそうで、初日は彩海さんと夢白さんでした。
彩海「雪組生としての最後の舞台を…(涙、涙。)」
夢白「舞台に立たせていただくことが当たりまえではないと実感しました。千秋楽まで高校生活を思いっきり楽しみたいとおもいます。」
「Sweet Little Rock ’n ’Roll」
あたたかい笑いと涙に包まれたステキな初日となりました。
彩風さんたちODYSSEY組のみなさんも喜ばれているでしょうね。
とにかく体力的にハードな公演ですので、全員無事に千秋楽まで完走できるよう祈っております。
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