楽しいだけじゃない95期トークに思う

待ちに待った95期のトークが放送されましたね。

95期といえば男役トップを3人も排出し、2番手2人、専科3人という、宝塚の歴史においても稀に見るスターの期です。

そんなスターたちが音楽学校時代も含めた17年の間に、それぞれどんな思いで頑張ってきたのか、互いをどう思ってきたのか、

2名が卒業を決めた今だからこその深い話しが聞けるのかと思いきや!

まさかここまで全力でお笑いに振り切ったトークになろうとは。

和気あいあいの同期トーク

ふだん公の場所で言葉を選びながら話しているスターたちが、

思いつくままにツッコミを入れたり入れられたりしているのを見るのはとっても楽しかったです。

95期もそれぞれ

さすがに柚香光さんは退団公演中の参加ということもあり、組トーク(ナウオン)と同期トークのテンションの違いに戸惑っている感じでしたね。

柚香光と言えば!を『からあげ好きな妖精』にまとめられて苦笑し、

一番年下ながら『そういうノリでいくのね』と落ち着いたテンションなのが面白かったです。

【余談】東京二次でなんと最前列当選!ありがとうございます。柚香さんの男役姿をしっかり見届けたいと思います。

誰よりもいろんな表情を見せていたのが月城かなとさんだったように思います。

収録だとは思えないほどリラックスモードでお隣の柚香さんや礼さんに気軽にボディタッチ。

かと思えば「瀬央さん、まとめてください」なんて仕切ったり、自分の話しになるとサラッと打ち切ったり、とにかく変幻自在。

音校時代の話しになると速攻で謝ったり、月組で同じだった朝美さんから『命の恩人』と呼ばれるなど激重エピソードまで入って、ほんといろんな面がある人なんだなと。

明るくも繊細な人だなと思ったのが朝美絢さんでした。

褒められることに照れて笑いにもっていく人が多い中、良いエピソードを求めたりして、

じつは(トップに王手がかかった)今もいろんなことに葛藤してるのかななんて。考えすぎでしょうか。

「95期一同お世話になりました」と17年経ってもこうやって感謝を伝え合える関係って良いですね。

同期からも一目置かれ、95期のシンボル的存在の礼真琴さん

ほんとは同期からももっと気軽にいじられたいんでしょうね。

みんなが褒めモードになると困った顔になり、

瀬央さんに『焼き鳥の神』とまとめられたときは誰よりもウケて嬉しそうだったのが印象的でした。

いよいよ『RRR』東京公演が始まりましたね。千秋楽までみんな元気に完走できますように。

同期トークとはいえ、この状況で出演することに多少なりとも緊張や不安があったであろう桜木みなとさん

そんな思いを汲んでか、収録はじめに柚香さんが桜木さんにほどこしてもらった刺繍を画面越しに東京チームに見せてワチャワチャ。

桜木さんも屈託のない笑顔を見せて和やかな雰囲気で収録がスタートして良かったなと。

【余談】本日のニュースで『劇団が(一部)パワハラを認めた』と大々的に報道されましたが、ご遺族側が求めているのは15項のパワハラについて認め謝罪することなので解決にはまだ時間がかかりそうです。劇団が抱える問題、同期の絆、素晴らしい公演、どれも宝塚歌劇団の姿であり、今日はそれら全てに触れ考えさせられた一日でした。

ムードメーカーの瀬央ゆりあさん、みんなに可愛がられる弟、水美舞斗さん

さすがは『笑いの天下一』、瀬央さんのみんなをハッピーにするツッコミが最高でしたし、

水美さんが笑いすぎて画面から消えるハプニングも微笑ましかったです。

外部出演で大活躍のおふたりがまたまたやってくれました。

なんとエアウィーヴのトークショーは満員御礼↓

大好評につき立ち見の追加が発表されたとのこと。

すごい人気と売上効果。
なぜ今までおふたりにスポンサーが付かなかったんでしょう。いまからでもぜひ。

そして気になるワードが飛び出したのが輝月ゆうまさんです。

水美さんと輝月さんが『エリザベート』のシシィをいつかやってみたいという話しになり、

「東京ドームの文化祭でやればいいよ」「そうだね」と95期内で話しはまとまりましたが、

なにそれーーっ??

運動会ならまだしも文化祭が東京ドームで行われるとは考えにくく、まさか110周年記念イベントの代わり?

真相は柚香さんの退団記念番組で明かされるそうです。

いろいろ楽しい想像をしながら放送を楽しみに待ちたいと思います。

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