宙組「シャーロックホームズ/デリシュー」2回目観劇感想・初舞台生の成長に驚き

 

宙組「シャーロック・ホームズ/デリシュー」

2回目観劇。

 

お芝居「シャーロック・ホームズ」は

ひやひやドキドキの推理モノという

1回目の印象からずいぶん見方が変わりました。

 

デリシューは場面ごとのメリハリが

さらに効いてより魅力的になっていて

ただただ楽しい。

 

「シャーロック・ホームズ」感想

 

事件がどう解決するのか、

ホームズ(真風)と

モリアーティ(芹香)には

どんな結末がまっているのか、

ホームズとアイリーン(潤)の関係は

どうなるのか。

 

1回目の観劇は

それらに重きをおいて見ましたが、

結末がわかったうえで2回目を観劇すると、

 

ホームズの過去、

アイリーンの過去、

ワトスンカップルの優しさ…

 

こんなにも繊細な心理描写作品だったのかと

あらたな発見がありました。

 

 

 

 

↑ 前回は真風さんや芹香さんらの

感想をかきましたので

 

今回は和希そらさんの感想を。

 

和希そら ・レストレーブ警部

 

昔かたぎのベテラン警部。 

 

出番は多くはありませんが、

出てきた時には中年男性特有の

においが香ってきそうなくらい

リアルな役作りで存在感バツグン。

 

とにかくシブイ!

 

アナスタシアで演じた娘役とは

まるで別人です。

 

和希さんの演技のフリ幅が

すごくて驚きました。

 

ホームズにもモリアーティにも

ふり回されて気の毒なのですが、

正義感のつよさと事件解決の執念が

ホームズと呼応し、ふしぎな信頼関係が

築かれていくのもおもしろい。

 

デリシューの和希さん

歌もおどりも大活躍。

 

場面ごとにいろんな表情をみせてくれます。

 

また歌がうまくなりましたね。

 

デリシュー感想

 

このショーのみどころの一つ

マリーアントワネットのお茶会

 

芹香アントワネットがスイーツを手に持った

イケメン(美男)たちを

査定していくのですが、

 

マカロンダンベルで体を鍛える

イケメン(紫藤、留依)に、

 

「暑苦しい!」

 

アイドル風におどるイケメンたち

(風色、亜音、大路)に、

 

「もっと落ちついて~。」

 

しっとりと歌い上げるイケメンに、

 

「暗ぁーーい!

周りもなに泣いてるのよ。」

 

バツグンの歌唱力を披露する

イケメン(和希)に、

 

「 (棒読み無表情で)

はいはい、わーっ、すごーい。

 

次から次へとバッサバッサ

強烈なツッコミをあびせます。

 

今日の芹香アントワネット様は

だれの手にも負えないほど不機嫌。

 

ワッカのドレスのまま

「あぁ~、たいくつ」と言って

舞台にしゃがみこんでしまったのには

爆笑しました😃

 

そのあと真風フェルゼンが登場し

いっきにゴキゲンになるのが可愛い❤️

自由ですね、芹香アントワネット様。

 

この公演は元花組の瀬戸かずやさんと

冴月瑠那さんがご観劇で、

銀橋にたつ芹香アントワネットから

「そこのイケメン」と指をさされて

大喜びされていて微笑ましかったです。

 

 

 パティスリー交響曲のシーン。

 

「雨がふらなければ虹はでない。」

真風さんがうたい始め、

合唱でもうたい継がれるこの歌詞に

今日は一段とジーンときました。 

 

宙組のコーラスはいつも心がふるえます。

 

 

 

初舞台生ラインダンス

 

2回目観劇で、なにが一番おどろいたかというと、

 

初舞台生のラインダンス。

 

前回観劇したとき(7月頭)は、

まだ探り探りで動きも小さく

体幹も不安定であぶなかしいところも

あったのですが、

 

今回はひとりひとりが自信に満ちていて

魅力的な舞台人のなかま入りを

はたしていました。

 

ピシッとそろったラインダンスは感動します。

 

こんなに短期間で急成長するなんて

さすが選ばれし子たち。 

 

これからも応援してます。

 

宙組次回作発表「NEVER SAY GOODBYE」

 

シャーロックホームズ観劇後

「NEVER SAY GOODBYE」再演の

ニュースをみてビックリしました。

 

憶測が憶測をよび心がザワつきますが、

いまはまだホームズ&デリシューの

余韻にひたることにします。

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