花組大劇場公演 千秋楽「元禄バロックロック/The Fascination」

flour 花組

花組大劇場公演
「元禄バロックロック/The Fascination」

千秋楽ライブ配信を視聴しました。

花組千秋楽

まずは退団者のお花渡しについて。

退団者お花渡しについて

舞月・永久輝
優波航琉・更紗
真鳳美風・水美
鞠花柚香・真風
退団者お花渡し

鞠花さんのお花渡しは宙組トップスター真風涼帆さん。

ベルベットのジャケットを羽織り颯爽と登場する真風さんカッコ良かった~。

映像では分りませんでしたが、つい先日全国ツアーを終えたばかりの真風さんの登場に客席からどよめきが起こったそうです。

優波さんのお花渡しは元花組の更紗さん。

優波さんは無観客公演で退団していった更紗さんと今日の大劇場の景色を一緒に見られて良かったとお話しされました。

これも映像では確認できなかったのですが、水美さんが真鳳さんにお花を渡されるときに柚香さんも近づき、同期3人で笑顔を交わしている様子が微笑ましかったそうです。

カーテンコール

全公演ぶじに完走できたよろこびを語る柚香さんの幸せそうな姿に大感動。

思い返せば、柚香さんは初日
「花組ポーズは千秋楽までぶじに完走できた時までとっておきたいと思います。」と少し神妙なお顔でお話しされましたね。

心に秘めた強い決意があったのでしょう。


そのときの柚香さんや組子たちの気持ちを考えると いまだに苦しくなります。

そして本日ついに悲願の花組ポーズをする時がやってきました。

「大劇場公演の完走と、花組100周年と、皆様のご健康とご多幸を祈念しまして花組ポーズをいたしたいと思います。まずは、、」

自ら花組ポーズを説明する柚香さんの嬉しそうなお顔ったら。

いろんな事からほんの一瞬だけ解放されて無邪気にふるまう柚香さんの姿に、アレの向こうの私は泣き笑いです。

高翔さんはご挨拶で「柚香光がトップに就任してから全日程を公演することができたのはこれが初めてでございます。」とお話しされ、

その優しい気遣いに応えるように、柚香さんは専科へ移動される高翔さんに尊敬と感謝の言葉を述べられました。

組を率いていく組長とトップスターの信頼関係を目の当たりにして胸がいっぱい。

高翔さん、長い間本当にお疲れ様でした。
専科生としてまた花組に出演される日を楽しみにしています。

元禄バロックロック

星風さんのお芝居が全力で柚香さんに向けられていて、キラとクロノスケのシーンが切なさとトキメキが凝縮。

ふたりの親密度が公演を重ねるごとに増していくのを感じましたが、ここまでの域に達するとは。

画面で見ると”二人は本当にキ〇しているのでは?”と錯覚するほどリアルでドキドキしました。

トップコンビと対峙するように水美さんがコウズケノスケとして色濃く存在。
画面越しでも色気がだだ漏れ。

永久輝さんは掴みどころがなくひょうひょうとしているのに芯はブレないクラノスケを好演。
アップで映し出される表情にゾクゾクしました。

  • 聖乃さんの透明感
  • 音さんの声色だけで家臣を支配する巧みさ
  • 優波さんの誠実な芝居
  • 羽立さん和海さんら歌ウマさんの適材適所。
  • 星空さんら若手娘役の活躍

組子たちの個性が活かされていて、見れば見るほど好きになる作品です。

The Fascination

下級生の活躍が楽しいfascination.

たくさんの下級生が銀橋をわたり、舞台上でも代わる代わるセンターを務め、見どころ満載!

展開の速さにカメラが追い付かないところもありましたが、結果として、画面には収まりきらないくらい若手スターがいることが伝わったのではないかと。

組子たちの魂がこもった”心の翼”は本当に素晴らしかったです。

星風さんの美しい涙をそっと手でぬぐう柚香さんがステキすぎて言葉にならない。

柚香さんはどんなにハードな場面であっても常に誰かと目線を合わせ心を通わせようとしていて、本当にスゴイ人だなぁと。

柚香さん、水美さん、永久輝さん、聖乃さんの並びの神々しいこと。

花組100周年記念公演の中心にこの4人と星風さんがそろった奇跡に拍手

あらためまして花組千秋楽おめでとうございます。

『ぶじに千秋楽をむかえられて良かった』と、これほど強く感じた公演はありません。

満面の笑みで「良いお年を~」という組子たちが愛おしくてたまらない。

とても感動的で素晴らしい千秋楽でした。

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