客席豪華な花組公演&侑輝大弥『赤と黒』ポスター解禁!

花組東京『蒼月抄/エルデセーオ』観劇。ショーの客席降りで永久輝せあさんのじっとりとした至近距離の熱い目線を浴びてからというもの、完全にノックアウト状態!いやぁ、永久輝さんカッコよかった〜。

客席には安蘭けいさん、真飛聖さん、桜乃彩音さん、紫藤りゅうさんら豪華すぎるOGの皆さまがご観劇され、舞台上の組子たちの気合いも最高潮。お芝居の熱量は増々、ショーも盛り上がりました。(ただ、みんなの汗も増々で床が滑るのか、お芝居で永久輝さんが滑って床に手を付くというハプニングがありヒヤリとしましたが、すぐに立ち上がり殺陣を再開。何事もなくて良かったです)

そして本日、侑輝大弥さん主演『赤と黒』のポスターが公開されましたね。(ヒロインの発表は無し)

侑輝大弥に追い風

赤い布の上に横たわる侑輝さん。湿度を帯びたねっとりとした視線はおののくほど濃厚でドラマティック。ネット上のファンからも称賛の声が止みません。

近年、劇団はグッズの売れ行きなどからライトファンの注目度やリアルな人気をシビアに測っている傾向があります。それに伴い、各方面で彼女の人気の高まりを肌で感じているファンも多いはず。

それを反映するかのように、昨日発表された『エリザベート』のルドルフ役替わりに続く、この最高のタイミングでのポスター解禁。侑輝さんの話題が続きますね。

でもね、いまでこそ劇団の侑輝さんに対する期待値の高さが伺えますが、思い返せば天飛華音さんと彩海せらさんが先頭をひた走る102期において、2022年の『巡礼の年』、新公最終学年である研7のラストチャンスでやっと勝ち取ったんですよね、待望の新人公演初主演を。

あれから4年。じっくりと実力と人気を蓄えてついにバウ主演!!

正路線の証明

宝塚において、バウ主演は「正路線」であることの絶対的な証明。遅咲きと言われながらも、着実にステップをクリアしていくこのスピード感は、まさに劇団が彼女を「育てるべき大器」として重用している証拠に他なりません。

『赤と黒』の主人公ジュリアン・ソレルは、かつて数々のトップスターたちが演じてきた宝塚歌劇の至宝とも言える役どころです。

近年では珠城りょうさんや礼真琴さんがドラマティックに演じ、古くは本日の客席にもいらした安蘭けいさんの星組時代の大名作としても語り継がれています。

身分違いの恋、野心、そして破滅――。この屈指の難役に侑輝大弥さんが挑む意味は非常に大きいと感じます。彼女の持ち味であるどこか憂いを帯びた美しいビジュアルは、ジュリアンの持つ危うさと完璧にリンクします。

名作『赤と黒』というクラシカルかつ濃厚な一本物のお芝居を経ることで、男役としての深みと色気は何倍にも跳ね上がるはずです。

成熟スターの傾向

現在の宝塚は、若さの勢いだけでなく、確かなスキルと深い表現力を持つ「大人の男役」をトップに据える傾向が強まっています。

鳳月杏さんが証明した「時間をかけて熟成された男役の美学」は、現在の劇団にとって非常に成功率の高い、魅力的なカードとなっているのです。

侑輝大弥さんの魅力は、なんと言ってもその「ビジュアルの華」と、花組伝統のキザで男らしい熱さ。超御曹司たちが早くから注目を浴びる中、彼女は舞台の端々で泥臭く実力を磨いてきました。この「苦労と研鑽の跡」こそが、役の深みとなり、観客の心を揺さぶるエモーショナルな力に繋がっています。

研7での新公主演、そして研11でのバウ単独主演へ。点と点が見事な一本の線へと繋がりつつある現在の侑輝さん。

バウ単独主演にルドルフ役替りと、怒涛の勢いで階段を駆け上がる侑輝さんは、一体どこまで行ってしまうのでしょうか。ここからの大化けと大ブレイクに大いに期待したいと思います。

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