芹香斗亜トップお披露目初日に思う

芹香斗亜トップお披露目公演初日に思う 宙組

本日、宙組公演『Xcalibur エクスカリバー』初日の幕が上がりました。

芹香斗亜さん春乃さくらさん、プレお披露目公演おめでとうございます。

芹香斗亜のトップお披露目に思う

『エクスカリバー』はアーサー王の物語をフランク・ワイルドホーン氏の壮大な楽曲でつづる超大作。

こんなスゴイ作品をいきなりお披露目でやれる人はそうそういません。

長年2番手を務め上げ 経験も実力も充分な芹香さんだからこそ当てられた演目で、新生宙組への期待の高さが伺えます。

苦しかった2回の組替えを経て

思い返せば芹香さんは現トップスターたち(礼、柚香、月城、彩風)の中で誰よりも先に2番手に就任していました。

今から8年前の2015年のことです。
研9(『宝塚幻想曲』)で2番手羽根を背負い、台湾公演の成功に貢献。

だからと言って花組2番手時代が順調だったかといえば そうではありません。

単独で演じた2番手役を翌年の再演では鳳月さんとの役替りにされたこともありました。(『Ernest in Love』の話しです)

『ME AND MY GIRL』ではジョン卿とジェラルドという2番手の立場と役の重みが合わない役替りも。

若い2番手ゆえ経験を積ませているのだろうと楽観視されていましたが、まさか、

『ポーの一族』上演と95期同時トップ計画により宙組に再組み替えすることになろうとは!

ほとんどの生徒が最初に配属された組で宝塚人生を終えるなか、2度の組替えを経験することに大変さ。

しかも1回目は新人公演学年でしたが、2回目は2番手にまで上り詰め、手を伸ばせばトップに手が届くというところまできていただけに相当つらかったと思います。

芹香さんが和希そらさんが雪組に異動するときに涙ながらに語った本音が忘れられません。

芹香「宝塚はひとつと言ってもこれから大変なこともあると思う。ほんと(組替えは)大変なんだよ。でもお客様はどこにいても観に来てくださるからね」

実体験からくる芹香さんの言葉は 和希さんの胸にも響いたのではないでしょうか。

芹香さんの宙組2番手時代の活躍は言うまでもありませんが、それにしても長かったですね。

晩年は余裕を持てあましているようにも見えました。

でもね、2番手を長く経験したからといってトップの重圧はまた別物。

110周年の会見も、スカステ特番のトップ対談も、レビュー本の撮影も、どこか固さがみられたように思います。

春乃さくらとの関係

お相手の春乃さくらさんのことも まだ様子見といったところ。

春乃さんはヒロイン経験はあるものの正路線ではありませんでしたので、2番手の芹香さんと組んで踊ることもお芝居することもなく現在にいたります。

芹香「彼女はこれから初めて経験することがたくさんあるので頑張ってほしい『excalibur』で私たちの関係は夫婦ですが、恋愛の描き方が宝塚っぽくないので 恋というより同志としてこの国を守っていきたいという思いがつよい」

お披露目からガッツリ恋愛を期待していましたが、まだ互いを知る段階の『キキさく』には同志からのスタートが丁度良いのかもしれませんね。

トップとしての覚悟

トップになって組を率いていくことについては、

芹香「私一人の力では何とも動かせないけれど、みんなが120%力を出せるように背中を押してあげられるような存在でいたい」

トップスターというのは自らが最高のエンターテイナーであると同時に後進を育てるという重要な責務を担っています。

早期に抜擢される苦しさも 待たされる辛さも経験した芹香さんだからこそ、悩める下級生にかける言葉には愛があり的確。
劇団もその指導力に期待しているのではと思います。

芹香さんが安蘭けいさん、柚希礼音さん、蘭寿とむさん、明日海りおさん、真風涼帆さんの背中を見て成長してきたように、

これからは芹香さん自身が下級生の憧れや目標となるトップスターになるのですね。

さぁ、いよいよ芹香さん率いる新生宙組が華々しいスタートを切りました。

プレお披露目公演『エクスカリバー』心から楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました