明日海りおさん千秋楽お花渡しが羽桜しずくさんで良かった

 
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ついに『宝塚の宝』明日海りおさんがご卒業されましたね。 

 

ライブ中継で拝見しました。

  

 

 

「青い薔薇の精」の明日海さんは、いつもよりも涙や滴は少なめで、感情を高ぶらせた演技というよりも、冷静に丁寧にお芝居に集中していらっしゃいました。 

 

そして、その明日海さんの演技に呼応するかのように、華さんや柚香さんも一言一言噛み締めるように発しておられましたね。 

 

最後の白い薔薇に包まれたシーンは、映画館の画面で見ても、それはそれは美しかったです。 

 

「シャルム」 の明日海さんは、17年間培ってきた男役の粋を極めた魅せ方で、無駄のない一挙手一投足が神々しいほど。 

  

声ののび、抑揚のつけかた、声色の使い分けも余裕があり、流石。 

 

「サヨナラショー」は、明日海さんを語る前に、明日海さんの客席降りを、心の底から楽しそうにされていた劇団関係者の姿が忘れられません。 完全に明日海さんのファンですね。(笑) 

 

エリザベートのトートに始まり、大劇場公演のサヨナラショーにはなかった♪ディライトホリデーまで、次から次へと繰り広げられる大曲の数々。 

 

その作品を演じていた時よりも、歌声はさらに豊かになり、表現力も広がり、現状に甘んじることなく、努力に努力を重ね、公演毎に進化されてきたのだなぁと涙がでてきました。

    

 

明日海りおCD-BOX Culmination Rio ASUMI -history of songs in 2003?2019-

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明日海さんへのお花渡し 

そして、注目が集まる、明日海さんへのお花渡しは、羽桜しずくさん。 

 

羽桜しずくさんプロフィール 

 

中島亜梨沙 (旧芸名  羽桜しずく) 

12月22日生まれ

北海道札幌市 出身 

2003年入団 月組 

2009年 退団 

 

羽桜さんは、月組下級生時代の明日海さんと、新人公演ミーアンドマイガールをはじめ、数々の作品で共演。 

 

とても美しい娘役さんで、明日海さんとのお二人の並びは眩しいほど。 

華がある舞台人とはこういう人のことなのかと、下級生時代のお二人を見て感じました。

  

その並びがもう一度見られたことは、感慨深く、じーん。

 

そして、明日海さんが、同志である羽桜さんを見送ってから、10年という歳月を頑張ってこられたことにも。。 

  

清く正しく美しく、そして、ただただ宝塚が好きという初心を忘れず、17年間を全うした明日海さんへのお花渡しが、明日海さんにとっての初めてのヒロイン、羽桜さんで本当に良かったと思いました。

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