極美慎さんがセンターを務める『宝塚巴里祭2026』、本日のランチ公演を配信で観ました。
冒頭の「私の羽飾り」。パリ・オリンピック開会式でのレディ・ガガのパフォーマンスも記憶に新しいこの名曲を、抜群のスタイルを誇る極美さんが華やかに歌い上げ、一気に引き込まれました。
そして今回の巴里祭は、星組時代に極美さんが出演したこともある作品の『フレンチポップス』を大胆に取り入れたことで、夢々しいだけではなく、メリハリが効いた斬新なものになっていたと思います。
宝塚巴里祭2026 セットリスト
どの衣装も極美さんの異次元のスタイルに完璧に映えており、画面越しでもうっとりする美しさ。星組で培った熱いスピリットと、花組で洗練されたスター性が見事に融合し、それはそれはステキでした。
周りを固める花組メンバーの活躍も見逃せません。
美風舞良(82期)、咲乃深音(101期)、南音あきら(102期)、海叶あさひ(103期)、初音夢(105期)、月翔きら(106期)、希蘭るね(107期)
男役陣はダンサー揃い。パリにちなんだ楽曲の数々を軽やかかつ小粋に踊りこなす姿が非常にスタイリッシュでした。
プロローグ 巴里祭賛歌
- 私の羽飾り Mon truc en plumes
- ヴィーナスたちの風景 Venus Des Abribus
- 私の羽飾り(リプライズ)
- ラ・ヴィ・アン・ローズ
フレンチポップス
- あなたのとりこ Irrésistiblement
- ボンジュールお目、目さん Bonjour Omemesan
- 青春に乾杯 Pour Un Flirt
映画音楽
- 男と女 Un homme et une femme
- シェルブールの雨傘
- I LOVE PARIS
- セ・マニフィーク
タカラヅカ
- 白い花がほほえむ(『ラ・ムール・ア・パリ』より)
- ブギウギ巴里(『ブギウギ巴里』)
- 夢を見れば・・・(『エンター・ザ・レビュー』)
- ジュテーム(『ジュテーム』)
- パリの空よりも高く(『パリの空よりも高く』)
- あなたがいるから(『仮面のロマネスク』)
- 誰の為に踊らされているのか?(『1789』)
- 鷹のように(『THE SCARLET PIMPERNEL』)
娘役陣は実力派の歌ウマ揃い。特に組長が歌う『パリの空よりも高く』は圧巻!こんなに良い曲だったっけ?と、楽曲の印象が変わりました。
咲乃さんと極美さんの声の相性が良く、デュエットで披露された『仮面のロマネスク』は、物語の雰囲気がとってもよく出ていてステキでした。
そして『1789』が始まった瞬間の緊迫感!かつて星組時代にロベスピエール役として歌い上げたあのナンバーを、主演として堂々と歌い上げる姿に胸が熱くなり、続く「鷹のように」が、これまた良かった。
新人公演でアルマン役を演じていた当時の面影を残しつつも、現在の極美さんだからこそ出せる鋭い眼光と緊張感。空間を緩急自在にあやつる巧みさに脱帽です。
フィナーレ
- 恋はみずいろ Love is blue
- 風のささやき The Windmills of Your Mind
- For me formidable
- すべてが愛のために C’est l’amour
- そして今は Et Maintenant
クールで華やかな舞台姿とは裏腹に、MCでは極美さんの愛くるしい素顔が爆発。緊張からか、冒頭の挨拶から「カミカミ」になって自分で笑ってしまう姿が本当にかわいらしくて、画面越しに、もうメロメロ。
7/27マチネ回MC!素顔のギャップと絆にキュン
フリートークでは、東京公演が終わった後のお休み期間のエピソードを披露。なんとこの暑さの中、巴里祭メンバー全員でユニバに遊びに行ったのだそう。その際、組長さんが真っ黄色のワンピースを着て登場したという暴露話で大盛り上がり!
さらに実は乗り物が苦手という極美さんの意外な弱点も明かされつつ、みんなで「お揃いのキーホルダー」を購入したという微笑ましすぎる仲良しエピソードに、花組で楽しくやっていて良かったと安堵したり。昨日の極美さん誕生日公演では組子から感動のサプライズがあったそうです。
正直、技術面で言えば、極美さんは決して「超歌ウマ」というタイプではないかもしれません。しかしそれを補って余りある感情の込め方、華やかなオーラ、そして真っ直ぐに心へ届く歌声のパワーがあり、伸びしろを感じさせます。
で、とにかく彼女は魅力的なんですよね。SNSでも話題になった『笑顔』は国宝級ですし。笑
最後には客席に向かって「皆様、ご自身を大切にしてくださいね」と優しさ溢れるメッセージを届けてくれ、その温かい言葉に心まで満たされるステキな巴里祭となりました。
会場に足を運べた幸運なファンの方々が心底羨ましくなるほど、多幸感に満ち溢れていた『宝塚巴里祭2026』。
夜公演も配信で楽しみたいと思います。