聖乃あすか&縣千も?2番手ブロックに思う

花組大劇場公演『エンジェリックライ/ジュビリー』のポスターが出ました。

写っているのは永久輝せあさんと星空美咲さん、そして切手の凪七瑠海さんの3名。

それぞれに美しいビジュアルですが、衣装もメイクも統一感は無くしっちゃかめっちゃか。

かなり斬新なポスターです。

2番手ブロック?3番手育成待ち?

花組&月組の人事事情

ところで、今年は3組が代替わりする激動の年。

滞っていた人事を動かして活性化をはかりたいところですが、まったく組替えの気配はありません。

その弊害なのか、組によってトップから4番手までの路線の充実度にバラツキがあり、その穴を埋めるべく専科が投入されている印象です。

しかし不可解なのは、花組の新トップお披露目(2番手ポジション)には専科が登板し、月組には登板しない理由はなんでしょう。

これまで同じようなタイミングで上げてきた100期コンビ(聖乃あすかさん風間柚乃さん)にここで差をつけるなんて。

思うに、その組に次期3番手候補がいるかどうか。つまりバウ経験者の有無ではないかと。

月組には風間さんの下にも礼華はるさん彩海せらさんというバウ経験者がいて、次期3&4番手はほぼ確実。

ところが花組には聖乃さんの下にバウ経験者はおらず、3番手に上げる人がいないのです。

なので永久輝さんのお披露目では凪七さんを登板させ、123を永久輝&凪七&聖乃でやり過ごし、

次の別箱で希波さんにバウ主演をさせ→その次の大劇場公演(永久輝2作目)で3番手に昇格させるという計画のように思います。

そう、巷では凪七さんの登板は聖乃さんの2番手ブロックだと言われていますが、そうではなく、

希波さんを3番手に上げる(もしくは組替えで誰か3番手を迎え入れる)までの時間稼ぎだったのかなと。

そしてじつは番手主義の宝塚において3番手不在というのはいろいろ大変で、

とくにショーは トップ&2番手に相当な負担がかかります。

なので専科を投入して多くの場面を持たせ、負担を分散させたい意図もあるでしょう。

雪組の事情

ということは花組と同じく次期3番手不在の雪組にも同様のことがいえるわけで。

やはり雪組にも専科の登板があるのだと思います。

とはいえ雪組の場合は華世京さん(106期)のバウ待ちというより、縣さん(101期)が聖乃さん(100期)よりも先に2番手に昇格することを避ける意味があるのかなと。これぞブロックですね。

はてさてこの先どんな人事が行われるのかは予想もつきませんが、

凪七さん、水美さん、瀬央さんら専科が人事調整の便利屋のように扱われることなく、大切にされることを願っています。

そして1公演でもはやく聖乃さん風間さん縣さんの2番手羽根が見られる日を楽しみにしています。

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